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Item メソッド

Collection オブジェクトの特定のメンバーを位置またはキー別に返します。

構文

object.Item(index)

Item メソッドの構文には、次のオブジェクト修飾子と指定項目があります。

指定項目 説明
object 必須です。 評価結果が [適用先] リストのオブジェクトになるオブジェクト式です。
index 必須です。 コレクションのメンバーの位置をで指定します。 数式の場合、index には、1 以上からコレクションの Count プロパティ値までの数値を指定します。 文字列式の場合、index は、参照するメンバーがコレクションに追加されたときに指定されたキー引数に対応する必要があります。

解説

index として指定された値がコレクションの既存のどのメンバーとも一致しない場合は、エラーが発生します。 Item メソッドは、コレクションの既定のメソッドです。 そのため、次のコード行は同じです。

Print MyCollection(1)
Print MyCollection.Item(1)

この例では、Item メソッドを使用して、コレクション内のオブジェクトへの参照を取得します。 BirthdaysCollection オブジェクトであると仮定した場合、次のコードでは、"SmithBill" キーと "SmithAdam" キーが index 引数として使用され、コレクションから Bill Smith の誕生日と Adam Smith の誕生日を表すオブジェクトへの参照が取得されます。

なお、最初の呼び出しでは Item メソッドが明示的に指定されていますが、2 つ目ではそのように指定されていません。 Item メソッドは Collection オブジェクトの既定であるため、いずれの呼び出しでも機能します。 Set で割り当てられている SmithBillBDSmithAdamBD への参照は、指定したオブジェクトのプロパティとメソッドにアクセスするために使用できます。

このコードを実行するには、コレクションを作成し、それに少なくとも 2 つの参照メンバーを挿入します。

Dim SmithBillBD As Object
Dim SmithAdamBD As Object
Dim Birthdays
Set SmithBillBD = Birthdays.Item("SmithBill")
Set SmithAdamBD = Birthdays("SmithAdam")

関連項目

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