誤差関数
指定したエラー番号に対応するエラー メッセージを返します。
構文
Error [ (errornumber) ]
省略可能な errornumber引数 には、任意の有効なエラー番号を指定できます。 errornumber が有効なエラー番号でも、定義されていなければ、Error から "アプリケーション定義またはオブジェクト定義のエラーです。" という文字列が返されます。
errornumber が有効でない場合はエラーが発生します。 errornumber を省略した場合は、最後に発生した実行時エラーに対応するメッセージが返されます。 実行時エラーが発生していない場合、または errornumber が 0 の場合は、Error から長さ 0 の文字列 ("") が返されます。
解説
最後に発生した実行時エラーを特定するには、Err オブジェクトのプロパティ設定を調べます。 Error 関数の戻り値は、Err オブジェクトの Description プロパティに対応しています。
例
この例では、Error 関数を使用して、指定したエラー番号に対応するエラー メッセージを出力します。
Private Sub PrintError()
Dim ErrorNumber As Long, count As Long
count = 1: ErrorNumber = 1
On Error GoTo EOSb
Do While count < 100
Do While Error(ErrorNumber) = "Application-defined or object-defined error": ErrorNumber = ErrorNumber + 1: Loop
Debug.Print count & "-Error(" & ErrorNumber & "): " & Error(ErrorNumber)
ErrorNumber = ErrorNumber + 1
count = count + 1
Loop
EOSb: Debug.Print ErrorNumber
End Sub
関連項目
サポートとフィードバック
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