プロジェクトまたはライブラリが見つかりません
見つからない参照がすべて解決されるまでコードを実行することはできません。
このエラーの原因と解決策は次のとおりです。
参照先プロジェクトが見つからないか、プロジェクトの言語に対応する参照先オブジェクト ライブラリが見つかりませんでした。
未解決の参照は、[参照設定] ダイアログ ボックスに表示されるときに、先頭に "MISSING" が付けられます。 見つからない参照を選択して、見つからないプロジェクトまたはライブラリのパスと言語を表示してください。 見つからない参照を解決するには、次の手順に従います。
参照を解決するには
[参照設定] ダイアログ ボックスを表示します。
見つからない参照を選択します。
オブジェクト ブラウザーを起動します。
[参照] ダイアログ ボックスを使用して、見つからない参照を探します。
[OK] をクリックします。
見つからない参照がすべて解決されるまで、上記の手順を繰り返します。
参照が見つかると、"MISSING" が消えて、リンクが再構築されたことがわかります。 参照先プロジェクトのファイル名が変更されている場合は、新しい参照を追加し、前の参照は削除しておく必要があります。 不要になった参照を削除するには、その参照のチェック ボックスをオフにするだけです。 ただし、Visual Basic オブジェクト ライブラリとホスト アプリケーション オブジェクト ライブラリへの参照は削除できません。
アプリケーションによっては、それぞれ言語バージョンの異なるオブジェクト ライブラリをサポートしている場合があります。 どの言語バージョンが必要なのかを知るには、参照をクリックしてダイアログ ボックスの下に表示される言語を確認します。 オブジェクト ライブラリは、拡張子が .OLB のスタンドアロン ファイルにすることができ、ダイナミック リンク ライブラリ (DLL) に組み込むこともできます。オブジェクト ライブラリは、各プラットフォーム用に異なった言語バージョンを置いておくことができます。 したがって、プロジェクトを異なるプラットフォームに移動するときは (たとえば、Macintosh から Microsoft Windows に)、参照されているライブラリのそのプラットフォーム用の正しい言語バージョンが、ホスト アプリケーションのドキュメントで指定されている場所にある必要があります。
オブジェクト ライブラリのファイル名は、通常、次のような構成になっています。
Windows (バージョン 3.1 以前): アプリケーション コード + 言語コード + [バージョン].OLB。 例: フランス語版 Visual Basic for Applications のオブジェクト ライブラリのバージョン 2 の場合は、vafr2.olb でした。 フランス語版の Microsoft Excel 5.0 オブジェクト ライブラリの場合は、xlfr50.olb でした。
Macintosh: アプリケーション名 言語コード [バージョン] OLB。 例: フランス語版 Visual Basic for Applications のオブジェクト ライブラリのバージョン 2 の場合は、VA FR 2 OLB でした。 フランス語版の Microsoft Excel 5.0 オブジェクト ライブラリの場合は、MS Excel FR 50 OLB でした。
見つからないプロジェクトやライブラリが自分のシステム上に見当たらない場合は、参照元プロジェクトの作成者に問い合わせてください。 見つからないライブラリが Microsoft アプリケーション オブジェクト ライブラリである場合は、次の方法で入手できます。
マイクロソフトのテクニカル サポート サービスに問い合わせる場合は、ヘルプ ファイルのテクニカル サポート セクションを参照してください。 サポート サービスの欄で、適切なサービス オプションの利用方法を調べます。
Microsoft 電子テクニカル サポート サービスにアクセスできない場合は、Microsoft への請求により、Microsoft のオブジェクト ライブラリをアプリケーション ノートとして入手できます。 最寄りの Microsoft 製品サポート組織への問い合わせ方法についても、このヘルプ ファイルのテクニカル サポートのセクションに記載されています。
詳細については、該当する項目を選択し、F1 キー (Windows の場合) または HELP (Macintosh の場合) を押してください。
注:
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