PowerPoint 2010 以降のプレゼンテーションを以前の形式で保存すると、一部のフォントが埋め込まれない
現象
別のコンピュータで作成され、フォントが埋め込まれた「PowerPoint 97-2003 プレゼンテーション」形式で保存された、PowerPoint 2010 以降のプレゼンテーションを開くと、元のフォントが他のフォントに置き換えられていることがわかります。
原因
この問題は、使用したフォントが制限されたフォントであるか、埋め込むことができないために発生します。
回避策
プレゼンテーションが作成されたコンピューターを使用して、次の手順に従って、制限されたフォントを埋め込み可能なフォントに置き換えます。
- PowerPoint プレゼンテーションを開きます。
- PowerPoint 2010 では、[ファイル]、[名前を付けて保存] の順に選択します。 PowerPoint 2007 では、Microsoft Office ボタンを選択してから、[名前を付けて保存] を選択します。
- [ファイルの種類] の一覧で、[PowerPoint プレゼンテーション] を選択し、ファイルを保存します。
- [ファイル]、[オプション] の順に選択し、[保存] を選択します。
- [次のプレゼンテーションを共有するときに再現性を保つ] で、[ファイルにフォントを埋め込む] チェックボックスをオンにします。
- [OK] を選択し、[保存] を選択します。
- 埋め込みフォントに関する警告メッセージを受信せずにプレゼンテーションを保存できるようになるまで、手順 2 〜 6 を必要な回数繰り返します。
ファイルの元の作成者ではないが、既存のファイルで変更する必要のあるフォントがある場合は、次の手順に従って、ファイル内のその特定のフォントのすべてのインスタンスを置き換えます。
- [ホーム] タブで、[編集] グループに移動し、[置換] の横にある矢印を選択して、[フォントの置換] を選択します。
- [置換] の一覧でフォントを選択し、[置換後のフォント] の一覧から同様のフォントを選択します。
- [置換] を選択します。
詳細
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