フォームベース認証
Outlook Social Connector (OSC) は ISocialProvider::GetCapabilities メソッドを呼び出して、ソーシャル ネットワークの OSC プロバイダーの機能を決定します。 OSC は、返された機能を使用して、このソーシャル ネットワークにログオンしている Office ユーザーをサポートする方法を決定します。
返される機能 XML の useLogonWebAuth 要素が、OSC プロバイダーがフォーム ベースの認証をサポートしていることを示している場合、OSC は次の呼び出しシーケンスを作成して、ユーザーがそのソーシャル ネットワークにログオンできるようにします。
ISocialProvider::Load – OSC はプロバイダーを読み込みます。
ISocialProvider::Version – OSC は、このソーシャル ネットワークのプロバイダーのバージョン番号を表す文字列を取得します。
ISocialProvider::SocialNetworkName – OSC は、ソーシャル ネットワーク名を表す文字列を取得します。
ISocialProvider::SocialNetworkGuid – OSC は、ソーシャル ネットワークを表す変更できない GUID を取得します。
ISocialProvider::GetCapabilities – OSC は、プロバイダーの機能を表し、 capabilities 要素のスキーマ定義に準拠する文字列を取得します。
ISocialProvider::SocialNetworkIcon – OSC は、ソーシャル ネットワーク サイトのアイコンを表すバイト配列を取得します。
ISocialProvider::GetSession – OSC は ISocialSession インターフェイスを 取得します。
ISocialSession::LogonWeb – OSC は、フォーム ベースの認証によってソーシャル ネットワーク サイトへのログオンを初期化します。 この初期ログオン呼び出しでは、OSC は connectIn パラメーターに null を渡します。
ISocialSession::GetLogonUrl – OSC は、Web 認証中にブラウザー ベースのフォームをユーザーに表示する URL を取得します。
ISocialSession::LogonWeb – OSC は、フォーム ベースの認証を使用してソーシャル ネットワーク サイトへのログオンを完了します。 OSC は、このメソッドを 2 回目に呼び出し、ログオン フォームの URL を connectIn パラメーターのプロバイダーに渡します。
ISocialSession::GetLoggedOnUser – OSC は、ログオンしているユーザーを表す ISocialProfile インターフェイスを取得します。
ISocialSession::GetNetworkIdentifier – OSC は、ソーシャル ネットワーク サイトの一意の識別子を表す文字列を取得します。 ネットワーク識別子は、ネットワーク名と同じにすることができます。