HrDecomposeEID
適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016
オブジェクトの複合エントリ識別子 (通常はメッセージ ストア内のメッセージ) を、ストア内のそのオブジェクトのエントリ識別子とストアのエントリ識別子に分離します。
プロパティ | 値 |
---|---|
ヘッダー ファイル: |
Mapiutil.h |
実装元: |
MAPI |
呼び出し元: |
クライアント アプリケーション |
HrDecomposeEID(
LPMAPISESSION psession,
ULONG cbEID,
LPENTRYID pEID,
ULONG FAR * pcbStoreEID,
LPENTRYID FAR * ppStoreEID,
ULONG FAR * pcbMsgEID,
LPENTRYID FAR * ppMsgEID
);
パラメーター
psession
[in]クライアント アプリケーションで使用されているセッションへのポインター。
cbEID
[in]分離する複合エントリ識別子のサイズ (バイト単位)。
pEID
[in]区切る複合エントリ識別子へのポインター。
pcbStoreEID
[out]オブジェクトを含むメッセージ ストアのエントリ識別子の、返されるサイズ (バイト単位) へのポインター。 pEID パラメーターが非コンパイルエントリ識別子を指している場合、pcbStoreEID パラメーターは 0 の値を指します。
ppStoreEID
[out]オブジェクトを含むメッセージ ストアの返されたエントリ識別子へのポインターへのポインター。 pEID パラメーターが非コンパイルエントリ識別子を指している場合は、ppStoreEID パラメーターで NULL が返されます。
pcbMsgEID
[out]オブジェクトのエントリ識別子の返されるサイズ (バイト単位) へのポインター。 pEID パラメーターが非コンパイルエントリ識別子を指している場合、pcbMsgEID パラメーターは cbEID パラメーターの値と等しくなります。
ppMsgEID
[out]オブジェクトの返されたエントリ識別子へのポインターへのポインター。 pEID パラメーターが非コンパイルエントリ識別子を指している場合、ppMsgEID は、非コンパイルエントリ識別子のコピーへのポインターを指します。
戻り値
なし。
注釈
pEID パラメーターで指定された識別子が複合である場合、メッセージ ストア内のオブジェクトのエントリ識別子とストアのエントリ識別子に分割されます。 非コンパイルエントリ識別子文字列は、単にコピーされます。 分離する複合識別子は、通常、 HrComposeEID 関数によって作成されます。
呼び出し側への注意
この関数が正常に完了すると、 pEID パラメーターを保持するメモリが解放されます。 呼び出し元の実装は、出力パラメーターのメモリを解放する役割を担います。