FORMPRINTSETUP
適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016
フォーム オブジェクトの印刷設定情報について説明します。
プロパティ | 値 |
---|---|
ヘッダー ファイル: |
Mapiform.h |
typedef struct
{
ULONG ulFlags;
HDEVMODE hDevMode;
HDEVNAMES hDevNames;
ULONG ulFirstPageNumber;
ULONG ulFPrintAttachments;
} FORMPRINTSETUP, FAR * LPFORMPRINTSETUP;
メンバー
ulFlags
文字列の型を制御するフラグのビットマスク。 次のフラグを使用できます。
MAPI_UNICODE
文字列は Unicode 形式です。 MAPI_UNICODE フラグが設定されていない場合、文字列は ANSI 形式です。
hDevmode
プリンターのモードにハンドルします。
hDevnames
プリンターのパスを処理します。
ulFirstPageNumber
印刷する最初のページのページ番号。
ulFPrintAttachments
印刷する添付ファイルがあるかどうかを示すフラグ。 印刷する添付ファイルがある場合、 ulFPrintAttachments メンバーは 1 に設定されます。 印刷する添付ファイルがない場合は、0 に設定されます。
注釈
FORMPRINTSETUP 構造体は、フォーム オブジェクトの印刷設定情報を記述するために使用されます。 IMAPIViewContext::GetPrintSetup の実装では、FORMPRINTSETUP 構造体が入力され、GetPrintSetup の lppFormPrintSetup 出力パラメーターの内容で返されます。
getPrintSetup の ulFlags パラメーターに MAPI_UNICODE フラグを渡す場合、hDevmode メンバーと hDevnames メンバーによって参照される文字列は Unicode 形式である必要があります。 それ以外の場合、文字列は ANSI 形式である必要があります。
IMAPIViewContext を実装するフォーム ビューアーは、MAPI アロケーター関数 MAPIAllocateBuffer を使用して FORMPRINTSETUP 構造体を割り当てる必要がありますが、Windows 関数 GlobalAlloc を使用して個々のメンバー hDevMode と hDevNames を割り当てる必要があります。 メモリの解放も同様に処理されます。 hDevMode および hDevNames メンバーは、Windows 関数 GlobalFree を使用して解放する必要があります。一方、FORMPRINTSETUP 構造体は MAPIFreeBuffer 関数を使用して解放する必要があります。