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一意のテーブル、一意のスキーマ、一意のカタログの動的プロパティ (ADO)

適用先: Access 2013、Office 2013

複数のベース テーブルに対する JOIN 操作で形成された Recordset 中の、特定のベース テーブルに対する変更を細かく制御します。

  • Unique Table は、更新、挿入、および削除の操作ができるベース テーブルの名前を指定します。

  • 一意のスキーマ は、テーブルの所有者の スキーマまたは名前を指定します。

  • 一意のカタログ は、 カタログ、またはテーブルを含むデータベースの名前を指定します。

設定と戻り値

テーブル、スキーマ、またはカタログの名前である文字列型 (String) の値を設定または取得します。

注釈

対象となるベース テーブルは、一意なカタログ名、スキーマ名、およびテーブル名で識別します。 Unique Table プロパティが設定されている場合、 Unique Schema プロパティまたは Unique Catalog プロパティの値がベース テーブルを検索するために使用されます。 Unique Table プロパティを設定する前に Unique Schema プロパティと Unique Catalog プロパティのどちらかまたは両方を設定するのが本来の順序ですが、必ずしもそうする必要はありません。

Unique Table の主キーは、 Recordset 全体の主キーとして扱われます。 これは、主キーを必要とするすべてのメソッドで使用されるキーです。

Unique Table が設定されている場合、 Delete メソッドは、指定されたテーブルだけに反映されます。 AddNew メソッド、 Resync メソッド、 Update メソッド、および UpdateBatch メソッドは、 Recordset の基になるベース テーブルに反映されます。

カスタム再同期を実行するには、あらかじめ Unique Table を指定する必要があります。 Unique Table が指定されていないと、 Resync Command プロパティは反映されません。

一意のベース テーブルが見つからないと、実行時エラーになります。

CursorLocation プロパティを adUseClient に設定すると、これらの動的プロパティは、すべてその Recordset オブジェクトの Properties コレクションに追加されます。