Open メソッド (ADO Connection)
適用先: Access 2013、Office 2013
データ ソースへの接続を開きます。
構文
接続。ConnectionString、UserID、Password、Options を開く
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
ConnectionString | 省略可能です。 接続情報を含む文字列型 ( String ) の値です。 有効な設定値の詳細については、 ConnectionString プロパティを参照してください。 |
UserID | 省略可能です。 接続を確立するときに使用するユーザー名を含む、文字列型 ( String ) の値です。 |
Password | 省略可能です。 接続を確立するときに使用するパスワードを含む、文字列型 ( String ) の値です。 |
Options | 省略可能です。 接続が確立された後 (同期) または接続が確立される前 (非同期) のどちらでこのメソッドが返るかを指定する ConnectOptionEnum 値です。 |
注釈
Connection オブジェクトで Open メソッドを使用すると、データ ソースへの物理的な接続が確立されます。 このメソッドが正常に終了すると、接続が有効になり、接続に対してコマンドを発行して、その結果を処理することができます。
オプションの ConnectionString 引数を使用して、セミコロンで区切られた一連の argument= value ステートメントを含む接続文字列、または URL で識別されるファイルまたはディレクトリ リソースを指定します。 ConnectionString プロパティは、ConnectionString 引数に使用される値を自動的に継承します。 そのため、Connection オブジェクトを開く前に ConnectionString プロパティを設定するか、引数 ConnectionString を使用して Open メソッドの呼び出し中に現在の接続パラメーターを設定またはオーバーライドできます。
ユーザーとパスワードの情報を、ConnectionString 引数と、省略可能な UserID 引数および Password 引数の両方で渡すと、UserID 引数と Password 引数の方が、ConnectionString で指定した値より優先されます。
開いている 接続を介して操作を終了したら、 Close メソッドを使用して、関連付けられているシステム リソースを解放します。 オブジェクトを閉じてもメモリからは削除されないので、そのオブジェクトのプロパティを変更したり、Open メソッドを使用してもう一度開いたりすることができます。 オブジェクトをメモリから完全に削除するには、オブジェクト変数に Nothing を設定します。
リモート データ サービスの使用状況クライアント側の Connection オブジェクトで使用する場合、Open メソッドは、Connection オブジェクトでRecordset を開くまで、サーバーへの接続を実際に確立しません。
注:
[!メモ] http スキームを使用している URL は、Microsoft OLE DB Provider for Internet Publishing を自動的に呼び出します。 詳細については、「 絶対 URL と相対 URL」を参照してください。