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CommandTimeout プロパティ (ADO)

適用先: Access 2013、Office 2013

実行しようとしたコマンドを中止して、エラーを生成するまでの待機時間を示します。

設定と戻り値

コマンドが実行されるまでの待機時間を秒単位で示す長整数型 ( Long ) の値を設定または取得します。 既定値は 30 です。

注釈

ネットワーク トラフィックやサーバーの過負荷により実行が遅れている Execute メソッドの呼び出しを取り消すことができるようにするには、 Connection オブジェクトまたは Command オブジェクトの CommandTimeout プロパティを使用します。 コマンドの実行が完了する前に CommandTimeout プロパティで設定された時間が経過すると、エラーが発生してコマンドが取り消されます。 プロパティを 0 に設定すると、コマンド実行が完了するまで無限に待機します。 コードを書き込むプロバイダーとデータ ソースが CommandTimeout 機能をサポートしていることを確認してください。

Connection オブジェクトの CommandTimeout 設定は、同じ Connection 上の Command オブジェクトの CommandTimeout 設定に影響しません。つまり、 Command オブジェクトの CommandTimeout プロパティは、 Connection オブジェクトの CommandTimeout の値を継承しません。

Connection オブジェクトでは、 CommandTimeout プロパティは Connection が開かれた後も、読み取り/書き込みが可能です。