Teams で画面を共有すると、「コントロールを渡す」機能が動作しない
現象
Microsoft Teams デスクトップ クライアントで別のユーザーと画面を共有し、他のユーザーが画面のコントロールを要求します。 このような場合は、[共有] ツールバーにユーザーの要求が表示されます。 ただし、要求を承認または拒否するオプションは表示されません。 [コントロールを渡す] ドロップダウン メニューでも、開こうとしても反応しません。
原因
この問題は、使用しているデバイスにグラフィックス プロセッシング ユニット (GPU) がインストールされていないか、GPU ハードウェア アクセラレーションが無効になっているために発生します。 システムでハードウェア アクセラレーションがサポートされていない場合、[コントロールを渡す] ドロップダウン メニューは機能しません。 この動作は仕様です。
解決方法
この動作を防ぐには、システムがハードウェア アクセラレーションをサポートしていることを確認してください。 同じことを確認するには、Microsoft Edge で edge://gpu/
または Google Chrome で chrome://gpu/
を閲覧します。 「ソフトウェアのみ」または「ハードウェア アクセラレーションは使用不可」という値が表示されている場合は、システムがそれをサポートしていないことを意味します。 詳細については、ハードウェア プロバイダーに問い合わせることをお勧めします。
詳細
この問題が発生すると、Teams クライアント ログに次の情報が表示されます。
info -- [screenSharing][control] appSharingToolbar: AppSharingToolbar created with hardware acceleration: false
注意
Windows マシンのログを収集するには、%appdata%\Microsoft\Teams\media-stack\*.*
に移動します。 Mac マシンで、 ~Library/Application Support/Microsoft/Teams/media-stack/*.*
に移動します。
さらにヘルプが必要ですか? Microsoft コミュニティを参照してください。