次の方法で共有


Microsoft Visual Studio のアプリ マニフェストをカスタマイズする

アプリ マニフェスト (以前は Teams アプリ マニフェスト) では、アプリがMicrosoft Teamsに統合され、ローカル環境とリモート環境間で共有される方法について説明します。 既定のアプリ マニフェスト ファイルは、 appPackage/manifest.json ファイルと、 env/.env.{env} ファイルから使用できる環境変数で使用できます。

アプリ マニフェスト ファイルには、 ${{XX_XX}} 形式の環境変数がいくつか含まれています。 独自の環境変数を定義し、 manifest.json ファイルにプレースホルダーを追加できます。 .env ファイルと.json ファイルの例を次に示します。

TEAMS_APP_DESCRIPTION=This is an amazing app
{
    "$schema": "https://developer.microsoft.com/en-us/json-schemas/teams/v1.16/MicrosoftTeams.schema.json",
    "manifestVersion": "1.16",
    "description": {
        "short": "${{TEAMS_APP_DESCRIPTION}}",
        "full": "Full description of tab0418"
    },
}

プレビュー アプリ マニフェスト ファイル

アプリ マニフェスト ファイルは、[ローカル] または [For Azure] でプレビューできます。 アプリ マニフェスト ファイルをプレビューするには、次の手順に従います。

  1. [ Project>Teams Toolkit] を選択します

  2. ローカルまたはリモート の Teams アプリ の環境変数を生成するには、[ Teams アプリの依存関係を 準備する] または [プロビジョニング] を選択します。

    ローカルまたはリモートのアプリ トリガーを示すスクリーンショット。

  3. 次の方法で Zip アプリ パッケージ をアップロードします。

    1. [Project>Teams Toolkit>Zip アプリ パッケージ] を選択し、[ローカル] または [Azure 用] を選択します。

      スクリーンショットは、ローカルまたは Azure 用の zip アプリ パッケージを示しています。

    2. ソリューション エクスプローラーでMyTeamsApp14 を右クリックします (このシナリオでは、プロジェクト名は MyTeamsApp14 です)。 Teams Toolkit>Zip アプリ パッケージに移動し、[ローカル] または [Azure 用] を選択します。

      スクリーンショットは、ローカルまたは Azure 用のソリューション zip アプリ パッケージを示しています。

    Teams Toolkit によって zip アプリ パッケージが生成されます。

  4. [ appPackage フォルダー] で、 manifest.json ファイルを右クリックします。

  5. [ プレビュー マニフェスト ファイル] を選択します。

  6. [ ローカル] または [ For Azure] を選択します。

    アプリ マニフェストのプレビューを示すスクリーンショット。

Visual Studio の [ appPackage/build ] でアプリ マニフェスト ファイルをプレビューできます。

ローカルの変更を開発者ポータルに同期する

Visual Studio でアプリ マニフェスト ファイルをプレビューしたら、ローカルの変更を開発者ポータルに同期できます。 開発者ポータルに変更を同期するには、次の手順に従います。

  1. [プロジェクト] を選択します。
  2. [Teams ツールキット] を選択します。
  3. Teams 開発者ポータルで [マニフェストの更新] を選択します。

Teams 開発者ポータルのアプリ マニフェストの更新を示すスクリーンショット。

ソリューション エクスプローラーからローカルの変更を開発者ポータルに同期することもできます。

  1. MyTeamsApp14 を右クリックします。
  2. [Teams ツールキット] を選択します。
  3. Teams 開発者ポータルで [マニフェストの更新] を選択する

Teams アプリのソリューションの更新を示すスクリーンショット。

変更が開発者ポータルに更新されます。

ヒント

Teams 開発者ポータルで上書きできる手動更新を行う場合は、[ 警告 ] ダイアログ ボックスで [ 上書きして更新] を選択します。

Teams 開発者ポータルでのアプリの上書きを示すスクリーンショット。

Visual Studio を使用して Teams コマンド ボットを作成すると、2 つのアプリ ID が Microsoft Entra ID に登録されます。 開発者ポータルのアプリ ID は、[基本情報] の下の [アプリケーション (クライアント) ID]、[アプリ機能] の [既存のボット ID] で識別できます。

Teams 開発者ポータルのアプリの基本情報を示すスクリーンショット。

Teams 開発者ポータルでの上書きと更新を示すスクリーンショット。

関連項目