MBAM 2.5 スタンドアロン レポートの生成
スタンドアロン トポロジで Microsoft BitLocker の管理と監視 (MBAM) を構成すると、BitLocker ドライブの暗号化の使用状況とコンプライアンスを監視するレポートを生成できます。
スタンドアロン レポートの説明については、「 MBAM 2.5 スタンドアロン レポートについて」を参照してください。
注
レポートを実行するには、Active Directory Domain Services で構成する MBAM レポート ユーザー グループのメンバーである必要があります。 詳細については、「 MBAM 2.5 グループとアカウントの計画」を参照してください。
管理と監視 Web サイトを開くには
Web ブラウザーを開き、[管理と監視] Web サイトに移動します。 [管理と監視] Web サイトの既定の URL は次のとおりです。
https://<MBAMAdministrationServerName>:<port>/Helpdesk
左側のウィンドウで、[レポート] を選択 します。 上部のメニュー バーから、実行するレポートを選択します。
MBAM クライアント データは、コンピューターが紛失または盗難にあった場合に備え、履歴参照のためにコンプライアンスおよび監査データベースに保持されます。 エンタープライズ レポートを実行する場合は、適切な開始日と終了日を使用して、レポートの期間を 1 週間から 2 週間の範囲に設定して、レポート データの精度を向上することをお勧めします。
レポートを生成したら、HTML、Microsoft Word、Microsoft Excel などのさまざまな形式で結果を保存できます。
注
管理と監視 Web サイトを構成する前に、セキュリティで保護されたソケット レイヤー (SSL) を使用するように SQL Server Reporting Services (SSRS) を構成します。 SSL を使用するように SSRS を構成しない場合、管理および監視 Web サイトを構成するときに、レポートの URL は HTTPS ではなく HTTP に設定されます。 その後、[管理と監視] Web サイトに移動してレポートを選択すると、"セキュリティで保護されたコンテンツのみが表示されます" というメッセージが表示されます。レポートを表示するには、[ すべてのコンテンツを表示] を選択します。
エンタープライズ コンプライアンス レポートを生成するには
[管理と監視 Web サイト] で、左側のナビゲーション ウィンドウから [ レポート ] ノードを選択し、[ エンタープライズ コンプライアンス レポート] を選択し、使用するフィルターを選択します。 エンタープライズ コンプライアンス レポートで使用できるフィルターは次のとおりです。
コンプライアンスの状態。 このフィルターを使用して、レポートのコンプライアンス状態の種類 ([準拠] や [非準拠] など) を指定します。
エラー状態。 このフィルターを使用して、レポートのエラー状態の種類 (エラーなし、エラーなしなど) を指定します。
[ レポートの表示] を選択して、選択したレポートを表示します。
コンピューター名を選択して、コンピューター コンプライアンス レポートでコンピューターに関する情報を表示します。
コンピューター上のボリュームに関する情報を表示するには、コンピューター名の横にあるプラス記号 (
+
) を選択します。
コンピューター コンプライアンス レポートを生成するには
[管理と監視 Web サイト] で、左側のナビゲーション ウィンドウから [レポート ] ノードを選択し、[ コンピューター コンプライアンス レポート] を選択します。 コンピューター コンプライアンス レポートを使用して、 ユーザー名 または コンピューター名を検索します。
[ レポートの表示] を選択して、コンピューター コンプライアンス レポートを表示します。
コンピューター名を選択して、コンピューターコンプライアンスレポートにコンピューターの詳細を表示します。
コンピューター上のボリュームに関する情報を表示するには、コンピューター名の横にあるプラス記号 (
+
) を選択します。注
コンピューターが MBAM グループ ポリシー設定の要件と一致するか超えている場合、MBAM クライアント コンピューターは準拠していると見なされます。
回復キー監査レポートを生成するには
[管理と監視 Web サイト] で、左側のナビゲーション ウィンドウで [ レポート ] ノードを選択し、[ 回復監査レポート] を選択します。 回復キー監査レポートのフィルターを選択します。 回復キー監査に使用できるフィルターは次のとおりです。
ヘルプデスク ユーザー。 このフィルターを使用すると、ユーザーは要求元のユーザー名を指定できます。 要求元は、エンド ユーザーの代わりにキーにアクセスしたヘルプ デスクのユーザーです。
エンド ユーザー。 このフィルターを使用すると、ヘルプ デスクを呼び出して回復キーを取得するユーザーのユーザー名を指定できます。
要求結果。 このフィルターを使用すると、ユーザーはレポートの基にする要求結果の種類 (成功や失敗など) を指定できます。 たとえば、ユーザーは、失敗したキー アクセス試行を表示する必要がある場合があります。
キーの種類。 このフィルターを使用すると、ユーザーはレポートの基にするキーの種類を指定できます。 たとえば、回復キーのパスワードや TPM パスワード ハッシュなどです。
開始日。 このフィルターは、ユーザーがレポートする日付範囲の開始日部分を定義するために使用されます。
終了日。 このフィルターは、ユーザーがレポートする日付範囲の終了日部分を定義するために使用されます。
[ レポートの表示] を選択してレポートを表示します。