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Microsoft Advanced Group Policy Management 4.0 運用ガイド

Microsoft Advanced グループ ポリシー Management (AGPM) を使用して、グループ ポリシー管理コンソール (GPMC) の機能を拡張できます。 AGPM は、グループ ポリシー オブジェクト (GPO) の包括的な変更制御と改善された管理を提供します。

AGPM を使用すると、次のタスクを実行できます。

  • 運用環境にデプロイする前に GPO を作成してテストできるように、GPO のオフライン編集を実行します。

  • 問題が発生した場合にロールバックできるように、中央アーカイブに複数のバージョンの GPO を保持します。

  • ロールベースの委任を使用して、複数のユーザー間で GPO を編集、承認、レビューする責任を共有します。

  • GPO のチェックイン機能とチェックアウト機能を使用して、複数のグループ ポリシー管理者が互いに作業を上書きする危険性を排除します。

  • GPO に対する変更を分析し、差分レポートを使用して別の GPO または同じ GPO の別のバージョンと比較します。

  • GPO テンプレートを使用して新しい GPO の作成を簡略化し、新しい GPO の開始点として使用する共通のポリシー設定と基本設定を格納します。

  • 運用環境へのアクセスを委任します。

  • 特定の属性を持つ GPO を検索し、表示される GPO の一覧をフィルター処理します。

  • GPO をファイルにエクスポートして、テスト フォレスト内のドメインから運用フォレスト内のドメインにコピーできるようにします。

AGPM は、GPMC に表示される各ドメインの下に変更制御フォルダーを追加します。また、GPMC に表示される GPO とグループ ポリシーリンクごとに [履歴] タブが追加されます。