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保存されている GPO のバージョンを制限する方法

既定では、制御されているすべてのグループ ポリシー オブジェクト (GPO) のバージョンは、AGPM サーバー上のアーカイブに保持されます。 ただし、GPO ごとに保持されるバージョンの数を制限し、その制限を超えたときに古いバージョンを削除できます。 GPO のバージョンが削除されると、バージョンのレコードは GPO の履歴に残りますが、GPO のバージョン自体はアーカイブから削除されます。

この手順を完了するには、AGPM 管理者 (フル コントロール) ロールまたは Advanced グループ ポリシー Management (AGPM) で必要なアクセス許可を持つユーザー アカウントが必要です。 このトピックの「その他の考慮事項」の詳細を確認してください。

保存される GPO バージョンの数を制限するには

  1. グループ ポリシー管理コンソール ツリーで、GPO を管理するフォレストとドメインの [制御の変更] をクリックします。

  2. 詳細ウィンドウで、[ AGPM サーバー ] タブをクリックします。

  3. [ アーカイブから各 GPO の古いバージョンを削除 する] チェック ボックスをオンにし、現在のバージョンを含まない各 GPO に格納する GPO バージョンの最大数を入力します。 現在のバージョンのみを保持するには、「0」と入力します。 最大値は 999 以下にする必要があります。

    大事な[履歴] ウィンドウの [一意のバージョン] タブに表示される GPO バージョンのみが、制限にカウントされます。

  4. [ 適用 ] ボタンをクリックします。

その他の考慮事項

  • 既定では、この手順を実行するには AGPM 管理者 (フル コントロール) である必要があります。 具体的には、ドメインの [コンテンツの一覧表示] アクセス許可と [オプションの変更] アクセス許可が必要です。

  • GPO のバージョンが削除されないようにするには、履歴で削除の対象外としてマークします。 これを行うには、GPO の履歴でバージョンを右クリックし、[ 削除しない] をクリックします。

その他の参照情報