Microsoft Syntex の特定のページから情報を抽出するページ範囲を設定する
適用対象: ✓ 構造化モデルとフリーフォーム モデル |✓ 契約、請求書、領収書の事前構築済みモデル
文書処理モデルを使用するときに、文書内のどのページから情報を抽出するかを指定するページ範囲を設定できます。 この設定を使用すると、ファイル全体ではなく、ファイルのページ範囲を処理できます。 モデル サービスは処理されたページ数に基づいて課金されるため、処理するページ数が少なくなるとコストが削減される可能性があります。 また、処理時間を短縮することで、より効率的な処理が可能になります。
注:
既定では、ページ範囲の設定は空です。 ページ範囲が指定されていない場合、ドキュメント全体が処理されます。
事前構築済みモデルをトレーニングするときにページ範囲を設定する
事前構築済みのコントラクト、請求書、またはレシート モデルの抽出元を選択する場合は、情報を抽出するページを指定できます。
[ 抽出器 ] パネルの [ ページ範囲 ] セクションで、処理するページのページまたは範囲を入力します。 書式オプションについて詳しくは、「 ページ範囲を設定するためのヒント」をご覧ください。
[抽出器] パネルの [ページ] 列には、エクストラクターが存在するページが表示されます。 他のページ範囲を試すには、ボックスにページ範囲を入力し、[ ページ範囲の更新 ] を選択して [ページ ] 列を更新します。
- 引き続き気晴らし器を選択し、通常どおりにモデルを適用します。
既存のモデルのページ範囲を設定または更新する
構造化モデルとフリーフォーム モデルの場合、および事前構築済みのコントラクト、請求書、およびレシート モデルの場合は、ページ範囲を指定するか、トレーニング済みのモデルの既存のページ範囲を変更できます。
モデルのホーム ページで、[ モデルの設定] を選択します。
[ モデル設定 ] パネルの [ ページ範囲 ] セクションで、処理するページのページ範囲を入力します。 書式オプションについて詳しくは、「 ページ範囲を設定するためのヒント」をご覧ください。
[保存] を選択します。
重要
[モデル設定] パネルから新しいページ範囲を保存すると、モデルが適用されているライブラリ内のファイルが再処理されます。
ページ範囲を設定するためのヒント
次の表は、ページ範囲を設定するための書式オプションを示しています。
ページ範囲 | 範囲の例 | 結果 |
---|---|---|
単一ページ | 1, 5, 9 | ページ 1、5、9 が処理されます。 |
有限範囲 | 2-5 | ページ 2 から 5 が処理されます。 |
オープンエンド範囲 | 5- | 5 ページからファイルの末尾までのすべてのページが処理されます。 |
累積範囲: 範囲オプションは累積であり、重複するセグメントでも組み合わせることができます。 たとえば、"-5、1、3、5-10" を指定すると、ページ 1 から 10 が処理されます。
指定された範囲の処理: 指定した範囲内にあるページが処理され、料金が発生します。 たとえば、範囲が "5- 100" の 5 ページのドキュメントでは、5 ページのみが処理されます。
除外範囲の非処理: 指定された範囲外のページは処理も課金もされません。 たとえば、範囲が "45, 48-50" の 5 ページのドキュメントでは、ページが処理されません。