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MPI_Win_flush_local関数

呼び出し元プロセスによって開始されたすべての未処理の RMA 操作が、指定されたウィンドウの rank で指定されたターゲット プロセスに対して、配信元でローカルに完了します。 たとえば、このルーチンが完了した後、ユーザーは、指定されたバッファーを再利用して、操作の配置、取得、または蓄積を行うことができます。

構文

int MPIAPI MPI_Win_flush_local(
        int      rank,
        MPI_Win  *win
);

パラメーター

  • rank
    ターゲット ウィンドウのランク。

  • win
    Window オブジェクト。

戻り値

成功 したMPI_SUCCESS を返します。 それ以外の場合、戻り値はエラー コードです。

Fortran では、戻り値は IERROR パラメーターに格納されます。

Fortran

    MPI_WIN_FLUSH_LOCAL(RANK, WIN, IERROR)
        INTEGER RANK, WIN, IERROR

注釈

すべてのフラッシュおよび同期関数は、パッシブ ターゲット エポック内でのみ呼び出すことができます。

要件

製品

HPC Pack 2012 MS-MPI 再頒布可能パッケージ、HPC Pack 2008 R2 MS-MPI 再頒布可能パッケージ、HPC Pack 2008 MS-MPI 再頒布可能パッケージまたは HPC Pack 2008 クライアント ユーティリティ

ヘッダー

Mpi.h;Mpif.h

ライブラリ

Msmpi.lib

[DLL]

Msmpi.dll

こちらもご覧ください

MPI One-Sided 通信関数