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MPI_Request_free関数

通信要求オブジェクトを解放します。

構文

int MPIAPI MPI_Request_free(
   _Inout_ MPI_Request *request
);

パラメーター

  • request
    通信要求。

戻り値

成功 したMPI_SUCCESS を返します。 それ以外の場合、戻り値はエラー コードです。

Fortran では、戻り値は IERROR パラメーターに格納されます。

Fortran

    MPI_REQUEST_FREE(REQUEST, IERROR)
        INTEGER REQUEST, IERROR

注釈

通常、このルーチンは、MPI_Recv_initまたはMPI_Send_initや友人で作成された非アクティブな永続的な要求を解放するために使用されます。 アクティブな要求を解放することもできます。 ただし、解放されると、要求を待機ルーチンまたはテスト ルーチン ( MPI_Wait など) で使用して完了を判断できなくなります。

このルーチンは、 MPI_IrecvMPI_Isend や友人で作成された要求などの非永続的な要求を解放するためにも使用できます。 アクティブな永続要求と同様に、解放されると、要求をテスト/待機ルーチンと共に使用して完了を判断できなくなります。

要件

製品

HPC Pack 2012 MS-MPI 再頒布可能パッケージ、HPC Pack 2008 R2 MS-MPI 再頒布可能パッケージ、HPC Pack 2008 MS-MPI 再頒布可能パッケージまたは HPC Pack 2008 クライアント ユーティリティ

ヘッダー

Mpi.h;Mpif.h

ライブラリ

Msmpi.lib

[DLL]

Msmpi.dll

こちらもご覧ください

MPI ポイント間関数