更新プログラム登録ツールを使用して修正プログラムをインポートする
Configuration Manager (現在のブランチ) に適用
Configuration Managerの一部の更新プログラムは、Microsoft クラウド サービスからは利用できないため、帯域外でのみ取得されます。 たとえば、特定の問題に対処するための限定的なリリース修正プログラムがあります。
帯域外リリースをインストールする必要があり、更新プログラムまたは修正プログラム ファイル名が拡張子 update.exeで終わる場合は、更新プログラム登録ツールを使用します。 このツールは、更新プログラムを Configuration Manager コンソールにインポートします。 これにより、更新プログラム パッケージを抽出してサイト サーバーに転送し、Configuration Manager コンソールに更新プログラムを登録できます。
修正プログラム ファイルに .exe ファイル拡張子 ( update.exeではない) しかない場合は、 修正プログラム インストーラーを使用して更新プログラムをインストールします。
注:
この記事では、Configuration Managerを更新する修正プログラムをインストールする方法に関する一般的なガイダンスを提供します。 特定の修正プログラムまたは更新プログラムの詳細については、対応する修正プログラムの記事を参照してください。
前提条件
このツールは、完全な .update.exe ファイル拡張子で終わる帯域外の更新プログラムのみをインストールします。
これは、Microsoftから直接取得する個々の更新プログラムと共に自己完結型です。
サービス接続ポイントは、オンライン モードまたはオフライン モードで使用できます。
サービス接続ポイントサイト システムの役割を持つサーバーで実行します。
バージョン 2107 以降、サービス接続ポイントには .NET バージョン 4.6.2 が必要であり、バージョン 4.8 が推奨されます。 バージョン 2103 以前では、このロールには .NET 4.5.2 以降が必要です。 詳細については、「 サイトとサイト システムの前提条件」を参照してください。
サービス接続ポイントでツールを実行する場合、使用するアカウントには次の構成が必要です。
ローカル 管理者
次のフォルダーにアクセス許可を書き込みます。
<Configuration Manager installation directory>\EasySetupPayload\offline
プロセス
サービス接続ポイントをホストするコンピューターで、管理者権限を持つコマンド プロンプトを開きます。 次に、更新ファイルを含む場所にディレクトリを変更します。 更新ファイル名は、次の形式を使用します。
<Product>-<product version>-<KB article ID>-ConfigMgr.Update.exe
次のコマンドを実行して、更新登録ツールを開始します。
<Product>-<product version>-<KB article ID>-ConfigMgr.Update.exe
修正プログラムが登録されると、24 時間以内にコンソールに新しい更新プログラムとして表示されます。 このプロセスを高速化するには、Configuration Manager コンソールで[管理] ワークスペースに移動し、[更新とサービス] ノードを選択します。 リボンで、[更新の確認] を選択します。
更新登録ツールは、そのアクションをローカル コンピューター上の .log ファイルに記録します。 ログ ファイルの名前は修正プログラム ファイルと同じで、フォルダー内
%SystemRoot%/Temp
にあります。更新プログラムが登録されたら、更新プログラムの登録ツールを閉じます。
Configuration Manager コンソールで、[管理] ワークスペースに移動し、[更新とサービス] ノードを選択します。 インポートした修正プログラムをインストールできるようになりました。