SQL Server Reporting Services での Configuration Manager のカスタム レポート モデルの作成
Configuration Manager (現在のブランチ) に適用
Configuration Manager にはサンプル レポート モデルが含まれていますが、独自のビジネス要件を満たすようにレポート モデルを定義し、新しいモデルベースのレポートを作成するときに使用するレポート モデルを Configuration Manager にデプロイすることもできます。 次の表に、基本的なレポート モデルを作成してデプロイする手順を示します。
注:
より高度なレポート モデルを作成する手順については、このトピックの 「SQL Server Reporting Services での高度なレポート モデルの作成手順 」セクションを参照してください。
手順 | 説明 | 詳細情報 |
---|---|---|
SQL Server Business Intelligence Development Studio がインストールされていることを確認する | レポート モデルは、SQL Server Business Intelligence Development Studio を使用して設計および構築されます。 カスタム レポート モデルを作成するコンピューターに SQL Server Business Intelligence Development Studio がインストールされていることを確認します。 | SQL Server Business Intelligence Development Studio の詳細については、SQL Server 2008 のドキュメントを参照してください。 |
レポート モデル プロジェクトを作成する | レポート モデル プロジェクトには、データ ソースの定義 (.ds ファイル)、データ ソース ビューの定義 (.dsv ファイル)、およびレポート モデル (.smdl ファイル) が含まれています。 | 詳細については、このトピックの 「レポート モデル プロジェクトを作成するには 」セクションを参照してください。 |
レポート モデルのデータ ソースを定義する | レポート モデル プロジェクトを作成したら、ビジネス データの抽出元となる 1 つのデータ ソースを定義する必要があります。 通常、これは Configuration Manager サイト データベースです。 | 詳細については、このトピックの「 レポート モデルのデータ ソースを定義するには 」セクションを参照してください。 |
レポート モデルのデータ ソース ビューを定義する | レポート モデル プロジェクトで使用するデータ ソースを定義した後、次の手順は、プロジェクトのデータ ソース ビューを定義することです。 データ ソース ビューは、1 つ以上のデータ ソースに基づく論理データ モデルです。 データ ソース ビューは、基になるデータ ソースに含まれるテーブルやビューなどの物理オブジェクトへのアクセスをカプセル化します。 SQL Server Reporting Services は、データ ソース ビューからレポート モデルを生成します。 データ ソース ビューでは、指定したデータを適切に表現できるため、モデル設計プロセスが容易になります。 基になるデータ ソースを変更せずに、テーブルとフィールドの名前を変更し、集計フィールドと派生テーブルをデータ ソース ビューに追加できます。 効率的なモデルを作成するには、使用するデータ ソース ビューにそれらのテーブルのみを追加します。 |
詳細については、このトピックの「 レポート モデルのデータ ソース ビューを定義するには 」セクションを参照してください。 |
レポート モデルを作成する | レポート モデルは、ビジネス エンティティ、フィールド、ロールを識別するデータベース上のレイヤーです。 これらのモデルを使用して発行すると、レポート ビルダー ユーザーは、データベース構造を理解したり、クエリを理解したり書き込んだりすることなく、レポートを開発できます。 モデルは、関連するレポート アイテムのセットで構成され、これらのビジネス アイテムと定義済みの計算の間に定義済みのリレーションシップを持つフレンドリ名でグループ化されます。 モデルは、セマンティック モデル定義言語 (SMDL) と呼ばれる XML 言語を使用して定義されます。 レポート モデル ファイルのファイル名拡張子は .smdl です。 | 詳細については、このトピックの「 レポート モデルを作成するには 」セクションを参照してください。 |
レポート モデルを発行する | 先ほど作成したモデルを使用してレポートを作成するには、レポート サーバーに発行する必要があります。 データ ソースビューとデータ ソース ビューは、公開時にモデルに含まれます。 | 詳細については、このトピック の「SQL Server Reporting Services で使用するレポート モデルを発行するには 」セクションを参照してください。 |
レポート モデルを Configuration Manager にデプロイする | レポートの作成ウィザードでカスタム レポート モデルを使用してモデル ベースのレポートを作成する前に、レポート モデルを Configuration Manager に展開する必要があります。 | 詳細については、このトピックの 「カスタム レポート モデルを Configuration Manager にデプロイするには 」セクションを参照してください。 |
SQL Server Reporting Services で基本的なレポート モデルを作成する手順
次の手順を使用して、サイト内のユーザーが Configuration Manager データベースの単一ビューのデータに基づいて特定のモデル ベースのレポートを作成するために使用できる基本的なレポート モデルを作成できます。 サイト内のクライアント コンピューターに関する情報をレポート作成者に表示するレポート モデルを作成します。 この情報は、Configuration Manager データベースの v_R_System ビューから取得されます。
これらの手順を実行するコンピューターで、SQL Server Business Intelligence Development Studio がインストールされていること、およびコンピューターがレポート サービス ポイント サーバーへのネットワーク接続を持っていることを確認します。 SQL Server Business Intelligence Development Studio の詳細については、SQL Server 2008 のドキュメントを参照してください。
レポート モデル プロジェクトを作成するには
デスクトップで [ スタート] をクリックし、[ Microsoft SQL Server 2008] をクリックし、[ SQL Server Business Intelligence Development Studio] をクリックします。
Microsoft Visual Studio で SQL Server Business Intelligence Development Studio が開いたら、[ファイル] をクリックし、[新規] をクリックし、[プロジェクト] をクリックします。
[新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスの [テンプレート] ボックスの一覧で [レポート モデル プロジェクト] を選択します。
[ 名前 ] ボックスに、このレポート モデルの名前を指定します。 この例では、「Simple_Model」と入力 します。
レポート モデル プロジェクトを作成するには、[OK] をクリック します。
ソリューション エクスプローラーにSimple_Modelソリューションが表示されます。
注:
[ソリューション エクスプローラー] ウィンドウが表示されない場合は、[表示] をクリックし、[ソリューション エクスプローラー] をクリックします。
レポート モデルのデータ ソースを定義するには
SQL Server Business Intelligence Development Studio の [ソリューション エクスプローラー] ウィンドウで、[データ ソース] を右クリックして [新しいデータ ソースの追加] を選択します。
[ データ ソース ウィザードへようこそ] ページで 、[ 次へ] をクリックします。
[ 接続の定義方法の選択 ] ページで、[ 既存または新しい接続に基づいてデータ ソースを作成する ] が選択されていることを確認し、[ 新規] をクリックします。
[ 接続マネージャー ] ダイアログ ボックスで、データ ソースの次の接続プロパティを指定します。
サーバー名: Configuration Manager サイト データベース サーバーの名前を入力するか、一覧で選択します。 既定のインスタンスではなく名前付きインスタンスを使用している場合は、「<database server>\<instance name>」と入力します。
[ Windows 認証を使用する] を選択します。
[ データベース名の一覧を選択または入力 します] で、Configuration Manager サイト データベースの名前を選択します。
データベース接続を確認するには、[ 接続のテスト] をクリックします。
接続が成功した場合は、[ OK] を クリックして [ 接続マネージャー ] ダイアログ ボックスを閉じます。 接続が成功しない場合は、入力した情報が正しいことを確認し、[ 接続のテスト ] をもう一度クリックします。
[ 接続の定義方法の選択 ] ページで、[ 既存または新しい接続に基づいてデータ ソースを作成する ] が選択されていることを確認し、[データ 接続] で指定したデータ ソースが選択されていることを確認し、[ 次へ] をクリックします。
[ データ ソース名] で、データ ソースの名前を指定し、[完了] をクリック します。 この例では、「Simple_Model」と入力 します。
データ ソース Simple_Model.ds が ソリューション エクスプローラー の [ データ ソース] ノードに表示されるようになりました。
注:
既存のデータ ソースのプロパティを編集するには、[ソリューション エクスプローラー] ウィンドウの [データ ソース] フォルダーでデータ ソースをダブルクリックして、データ ソース デザイナーにデータ ソースのプロパティを表示します。
レポート モデルのデータ ソース ビューを定義するには
ソリューション エクスプローラーで、[データ ソース ビュー] を右クリックし、[新しいデータ ソース ビューの追加] を選択します。
[ データ ソース ビュー ウィザードへようこそ] ページで、[ 次へ] をクリックします。 [ データ ソースの選択] ページが表示されます。
[ リレーショナル データ ソース ] ウィンドウで、 Simple_Model データ ソースが選択されていることを確認し、[ 次へ] をクリックします。
[テーブルとビューの選択] ページで、レポート モデルで使用する [使用可能なオブジェクト] ボックスの一覧で次のビューを選択します:v_R_System (dbo)。
ヒント
[使用可能なオブジェクト] リストでビューを見つけるには、一覧の上部にある [名前] 見出しをクリックして、オブジェクトをアルファベット順に並べ替えます。
ビューを選択した後、[ > ] をクリックしてオブジェクトを [含まれるオブジェクト ] リストに転送します。
[名前の一致] ページが表示されている場合は、既定の選択をそのまま使用し、[次へ] をクリックします。
必要なオブジェクトを選択したら、[ 次へ] をクリックし、データ ソース ビューの名前を指定します。 この例では、「Simple_Model」と入力 します。
[完了] をクリックします。 Simple_Model.dsv データ ソース ビューは、ソリューション エクスプローラーの [データ ソース ビュー] フォルダーに表示されます。
レポート モデルを作成するには
ソリューション エクスプローラーで、[レポート モデル] を右クリックし、[新しいレポート モデルの追加] を選択します。
[ レポート モデル ウィザードへようこそ] ページで 、[ 次へ] をクリックします。
[ データ ソース ビューの選択 ] ページで、[使用可能なデータ ソース ビュー] の一覧で データ ソース ビュー を選択し、[ 次へ] をクリックします。 この例では、[ Simple_Model.dsv] を選択します。
[ レポート モデル生成ルールの選択] ページで、既定値をそのまま使用し、[ 次へ] をクリックします。
[ モデル統計の収集 ] ページで、[ 生成する前にモデル統計を更新する ] が選択されていることを確認し、[ 次へ] をクリックします。
[ ウィザードの完了 ] ページで、レポート モデルの名前を指定します。 この例では、 Simple_Model が表示されていることを確認します。
ウィザードを完了してレポート モデルを作成するには、[ 実行] をクリックします。
ウィザードを終了するには、[完了] をクリック します。 レポート モデルが [デザイン] ウィンドウに表示されます。
SQL Server Reporting Services で使用するレポート モデルを発行するには
ソリューション エクスプローラーで、レポート モデルを右クリックして [配置] を選択します。 この例では、レポート モデルは Simple_Model.smdl です。
[SQL Server Business Intelligence Development Studio] ウィンドウの左下隅にあるデプロイの状態を確認します。 デプロイが完了すると、[ Deploy Succeeded]\(成功したデプロイ\) が表示されます。 デプロイが失敗した場合、失敗の理由が [出力 ] ウィンドウに表示されます。 新しいレポート モデルは、SQL Server Reporting Services Web サイトで使用できるようになりました。
[ ファイル] をクリックし、[ すべて保存] をクリックし、 SQL Server Business Intelligence Development Studio を閉じます。
カスタム レポート モデルを Configuration Manager にデプロイするには
レポート モデル プロジェクトを作成したフォルダーを見つけます。 たとえば、%USERPROFILE%\Documents\Visual Studio 2008\Projects\<Project Name>。
レポート モデル プロジェクト フォルダーからコンピューター上の一時フォルダーに次のファイルをコピーします。
<Model Name>.dsv
<Model Name>.smdl
メモ帳などのテキスト エディターを使用して、上記のファイルを開きます。
ファイル <Model Name>.dsv で、次のように読み取るファイルの最初の行を見つけます。
<DataSourceView xmlns="https://schemas.microsoft.com/analysisservices/2003/engine">
次のように読むには、この行を編集します。
<DataSourceView xmlns="<https://schemas.microsoft.com/analysisservices/2003/engine>" xmlns:xsi="RelationalDataSourceView">
ファイルの内容全体を Windows クリップボードにコピーします。
ファイル<Model Name>.dsv を閉じます。
ファイル <Model Name>.smdl で、次のように表示されるファイルの最後の 3 行を見つけます。
</Entity>
</Entities>
</SemanticModel>
ファイルの内容<Model Name>.dsv をファイルの最後の行の直前に貼り付けます (<SemanticModel>)。
ファイル<Model Name>.smdl を保存して閉じます。
ファイル <Model Name>.smdl を、Configuration Manager サイト サーバーの フォルダー %programfiles%\Microsoft Configuration Manager \AdminConsole\XmlStorage\Other にコピーします。
重要
レポート モデル ファイルを Configuration Manager サイト サーバーにコピーした後、 レポートの作成ウィザードでレポート モデルを使用するには、Configuration Manager コンソールを終了して再起動する必要があります。
SQL Server Reporting Services で高度なレポート モデルを作成する手順
次の手順を使用して、サイト内のユーザーが Configuration Manager データベースの複数のビューのデータに基づいて特定のモデル ベースのレポートを構築するために使用できる高度なレポート モデルを作成できます。 これらのコンピューターにインストールされているクライアント コンピューターとオペレーティング システムに関する情報をレポート作成者に表示するレポート モデルを作成します。 この情報は、Configuration Manager データベースの次のビューから取得されます。
V_R_System: 検出されたコンピューターと Configuration Manager クライアントに関する情報が含まれています。
V_GS_OPERATING_SYSTEM: クライアント コンピューターにインストールされているオペレーティング システムに関する情報が含まれています。
上記のビューから選択したアイテムは、1 つのリストに統合され、わかりやすい名前が付けられます。その後、レポート ビルダーのレポート作成者に表示され、特定のレポートに含めることができます。
これらの手順を実行するコンピューターで、SQL Server Business Intelligence Development Studio がインストールされていること、およびコンピューターがレポート サービス ポイント サーバーへのネットワーク接続を持っていることを確認します。 SQL Server Business Intelligence Development Studio の詳細については、SQL Server のドキュメントを参照してください。
レポート モデル プロジェクトを作成するには
デスクトップで [ スタート] をクリックし、[ Microsoft SQL Server 2008] をクリックし、[ SQL Server Business Intelligence Development Studio] をクリックします。
Microsoft Visual Studio で SQL Server Business Intelligence Development Studio が開いたら、[ファイル] をクリックし、[新規] をクリックし、[プロジェクト] をクリックします。
[新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスの [テンプレート] ボックスの一覧で [レポート モデル プロジェクト] を選択します。
[ 名前 ] ボックスに、このレポート モデルの名前を指定します。 この例では、「Advanced_Model」と入力 します。
レポート モデル プロジェクトを作成するには、[OK] をクリック します。
ソリューション エクスプローラーにAdvanced_Modelソリューションが表示されます。
注:
[ソリューション エクスプローラー] ウィンドウが表示されない場合は、[表示] をクリックし、[ソリューション エクスプローラー] をクリックします。
レポート モデルのデータ ソースを定義するには
SQL Server Business Intelligence Development Studio の [ソリューション エクスプローラー] ウィンドウで、[データ ソース] を右クリックして [新しいデータ ソースの追加] を選択します。
[ データ ソース ウィザードへようこそ] ページで 、[ 次へ] をクリックします。
[ 接続の定義方法の選択 ] ページで、[ 既存または新しい接続に基づいてデータ ソースを作成する ] が選択されていることを確認し、[ 新規] をクリックします。
[ 接続マネージャー ] ダイアログ ボックスで、データ ソースの次の接続プロパティを指定します。
サーバー名: Configuration Manager サイト データベース サーバーの名前を入力するか、一覧で選択します。 既定のインスタンスではなく名前付きインスタンスを使用している場合は、「<database server>\<instance name>」と入力します。
[ Windows 認証を使用する] を選択します。
[ データベース名の選択または入力 ] ボックスの一覧で、Configuration Manager サイト データベースの名前を選択します。
データベース接続を確認するには、[ 接続のテスト] をクリックします。
接続が成功した場合は、[ OK] を クリックして [ 接続マネージャー ] ダイアログ ボックスを閉じます。 接続が成功しない場合は、入力した情報が正しいことを確認し、[ 接続のテスト ] をもう一度クリックします。
[ 接続の定義方法の選択 ] ページで、[ 既存または新しい接続に基づいてデータ ソースを作成する ] が選択されていることを確認し、[データ 接続 ] リスト ボックスで指定したデータ ソースが選択されていることを確認し、[ 次へ] をクリックします。
[ データ ソース名] で、データ ソースの名前を指定し、[ 完了] をクリックします。 この例では、「Advanced_Model」と入力 します。
データ ソース Advanced_Model.ds は 、ソリューション エクスプローラー の [ データ ソース] ノードに表示されます。
注:
既存のデータ ソースのプロパティを編集するには、[ソリューション エクスプローラー] ウィンドウの [データ ソース] フォルダーでデータ ソースをダブルクリックして、データ ソース デザイナーにデータ ソースのプロパティを表示します。
レポート モデルのデータ ソース ビューを定義するには
ソリューション エクスプローラーで、[データ ソース ビュー] を右クリックし、[新しいデータ ソース ビューの追加] を選択します。
[ データ ソース ビュー ウィザードへようこそ] ページで、[ 次へ] をクリックします。 [ データ ソースの選択] ページが表示されます。
[ リレーショナル データ ソース ] ウィンドウで、 Advanced_Model データ ソースが選択されていることを確認し、[ 次へ] をクリックします。
[ テーブルとビューの選択 ] ページで、レポート モデルで使用する [使用可能なオブジェクト ] の一覧で次のビューを選択します。
v_R_System (dbo)
v_GS_OPERATING_SYSTEM (dbo)
各ビューを選択した後、[ > ] をクリックして、オブジェクトを [含まれるオブジェクト ] リストに転送します。
ヒント
[使用可能なオブジェクト] リストでビューを見つけるには、一覧の上部にある [名前] 見出しをクリックして、オブジェクトをアルファベット順に並べ替えます。
[名前の一致] ダイアログ ボックスが表示されたら、既定の選択をそのまま使用し、[次へ] をクリックします。
必要なオブジェクトを選択したら、[ 次へ] をクリックし、データ ソース ビューの名前を指定します。 この例では、「Advanced_Model」と入力 します。
[完了] をクリックします。 Advanced_Model.dsv データ ソース ビューは、ソリューション エクスプローラーの [データ ソース ビュー] フォルダーに表示されます。
データ ソース ビューでリレーションシップを定義するには
ソリューション エクスプローラーで、Advanced_Model.dsv をダブルクリックして、[デザイン] ウィンドウを開きます。
[v_R_System] ウィンドウのタイトル バーを右クリックして [テーブルの置換] を選択し、[新しい名前付きクエリで] をクリックします。
[ 名前付きクエリの作成 ] ダイアログ ボックスで、[ テーブルの追加 ] アイコン (通常はリボンの最後のアイコン) をクリックします。
[ テーブルの追加 ] ダイアログ ボックスで、[ ビュー ] タブをクリックし、一覧 で [V_GS_OPERATING_SYSTEM ] を選択し、[ 追加] をクリックします。
[ 閉じる ] をクリックして、[ テーブルの追加 ] ダイアログ ボックスを閉じます。
[ 名前付きクエリの作成 ] ダイアログ ボックスで、次の情報を指定します。
名前: クエリの名前を指定します。 この例では、「Advanced_Model」と入力 します。
形容: クエリの説明を指定します。 この例では、「 Reporting Services レポート モデルの例」と入力します。
[v_R_System] ウィンドウで、レポート モデルに表示するオブジェクトの一覧で次の項目を選択します。
ResourceID
ResourceType
Active0
AD_Domain_Name0
AD_SiteName0
Client0
Client_Type0
Client_Version0
CPUType0
Hardware_ID0
User_Domain0
User_Name0
Netbios_Name0
Operating_System_Name_and0
[v_GS_OPERATING_SYSTEM] ボックスで、レポート モデルに表示するオブジェクトの一覧で次の項目を選択します。
ResourceID
Caption0
CountryCode0
CSDVersion0
Description0
InstallDate0
LastBootUpTime0
Locale0
Manufacturer0
Version0
WindowsDirectory0
これらのビュー内のオブジェクトを 1 つのリストとしてレポート作成者に表示するには、結合を使用して 2 つのテーブルまたはビュー間のリレーションシップを指定する必要があります。 両方のビューに表示されるオブジェクト ResourceID を使用して、2 つのビューを結合できます。
v_R_System ウィンドウで、ResourceID オブジェクトをクリックしたまま、v_GS_OPERATING_SYSTEM ウィンドウの ResourceID オブジェクトにドラッグします。
[OK] をクリックします。
Advanced_Model ウィンドウは、v_R_System ウィンドウを置き換え、v_R_Systemビューとv_GS_OPERATING_SYSTEM ビューからレポート モデルに必要なすべてのオブジェクトを含みます。 データ ソース ビュー デザイナーから v_GS_OPERATING_SYSTEM ウィンドウを削除できるようになりました。 [v_GS_OPERATING_SYSTEM] ウィンドウのタイトル バーを右クリックして、[DSV からテーブルを削除] を選択します。 [ オブジェクトの削除 ] ダイアログ ボックスで、[ OK] を クリックして削除を確定します。
[ ファイル] をクリックし、[ すべて保存] をクリックします。
レポート モデルを作成するには
ソリューション エクスプローラーで、[レポート モデル] を右クリックし、[新しいレポート モデルの追加] を選択します。
[ レポート モデル ウィザードへようこそ] ページで 、[ 次へ] をクリックします。
[ データ ソース ビューの選択 ] ページで、[使用可能なデータ ソース ビュー] の一覧で データ ソース ビュー を選択し、[ 次へ] をクリックします。 この例では、[ Simple_Model.dsv] を選択します。
[ レポート モデル生成ルールの選択] ページで、既定値を変更せず、[ 次へ] をクリックします。
[ モデル統計の収集 ] ページで、[ 生成する前にモデル統計を更新する ] が選択されていることを確認し、[ 次へ] をクリックします。
[ ウィザードの完了 ] ページで、レポート モデルの名前を指定します。 この例では、 Advanced_Model が表示されていることを確認します。
ウィザードを完了してレポート モデルを作成するには、[ 実行] をクリックします。
ウィザードを終了するには、[完了] をクリック します。
レポート モデルが [デザイン] ウィンドウに表示されます。
レポート モデルのオブジェクト名を変更するには
ソリューション エクスプローラーで、レポート モデルを右クリックして [ビュー デザイナー] を選択します。 この例では、[ Advanced_Model.smdl] を選択します。
レポート モデルのデザイン ビューで、任意のオブジェクト名を右クリックして [ 名前の変更] を選択します。
選択したオブジェクトの新しい名前を入力し、Enter キーを押します。 たとえば、Windows Service Pack バージョンを読み取るためにCSD_Version_0オブジェクトの名前を変更できます。
オブジェクトの名前の変更が完了したら、[ ファイル] をクリックし、[ すべて保存] をクリックします。
SQL Server Reporting Services で使用するレポート モデルを発行するには
ソリューション エクスプローラーで、[Advanced_Model.smdl] を右クリックして [デプロイ] を選択します。
[SQL Server Business Intelligence Development Studio] ウィンドウの左下隅にあるデプロイの状態を確認します。 デプロイが完了すると、[ Deploy Succeeded]\(成功したデプロイ\) が表示されます。 デプロイが失敗した場合、失敗の理由が [出力 ] ウィンドウに表示されます。 新しいレポート モデルは、SQL Server Reporting Services Web サイトで使用できるようになりました。
[ ファイル] をクリックし、[ すべて保存] をクリックし、 SQL Server Business Intelligence Development Studio を閉じます。
カスタム レポート モデルを Configuration Manager にデプロイするには
レポート モデル プロジェクトを作成したフォルダーを見つけます。 たとえば、%USERPROFILE%\Documents\Visual Studio 2008\Projects\<Project Name>。
レポート モデル プロジェクト フォルダーからコンピューター上の一時フォルダーに次のファイルをコピーします。
<Model Name>.dsv
<Model Name>.smdl
メモ帳などのテキスト エディターを使用して、上記のファイルを開きます。
ファイル <Model Name>.dsv で、次のように読み取るファイルの最初の行を見つけます。
<DataSourceView xmlns="https://schemas.microsoft.com/analysisservices/2003/engine">
次のように読むには、この行を編集します。
<DataSourceView xmlns="<https://schemas.microsoft.com/analysisservices/2003/engine>" xmlns:xsi="RelationalDataSourceView">
ファイルの内容全体を Windows クリップボードにコピーします。
ファイル<Model Name>.dsv を閉じます。
ファイル <Model Name>.smdl で、次のように表示されるファイルの最後の 3 行を見つけます。
</Entity>
</Entities>
</SemanticModel>
ファイルの内容<Model Name>.dsv をファイルの最後の行の直前に貼り付けます (<SemanticModel>)。
ファイル<Model Name>.smdl を保存して閉じます。
ファイル <Model Name>.smdl を、Configuration Manager サイト サーバーの フォルダー %programfiles%\Microsoft Endpoint Manager\AdminConsole\XmlStorage\Other にコピーします。
重要
レポート モデル ファイルを Configuration Manager サイト サーバーにコピーした後、 レポートの作成ウィザードでレポート モデルを使用するには、Configuration Manager コンソールを終了して再起動する必要があります。