トランザクションでの消費税
すべてのトランザクション (販売/購買ドキュメント明細行、仕訳帳など) で、消費税を計算するために消費税グループと品目消費税グループを入力する必要があります。
既定のグループは、マスター データ (顧客、仕入先、品目、調達カテゴリなど) で指定されますが、必要に応じて、トランザクションのグループを手動で変更することもできます。 両方のグループに消費税コードのリストが含まれており、消費税コードの 2 つのリストを操作して、トランザクションの該当する消費税コードのリストを判断します。
すべてのトランザクションで、消費税トランザクション ページを開いて、計算された消費税を参照できます。 ドキュメント明細行またはドキュメント全体の消費税を参照できます。
特定のドキュメント (仕入先請求書や一般仕訳帳など) では、元のドキュメントに逸脱した金額が示されている場合は、計算された消費税額を調整できます。
税金計算の日付
多くの国や地域では、税率が定期的に調整され、システムの税率には、出荷日に応じてこうした調整が正確に反映されます。 適切な税率を決定する日付オプションは次の 4 つです。
出荷日付
請求日
ドキュメントの日付
梱包明細日
ユーザーは販売注文明細行の梱包明細を作成する際、請求書に梱包明細日を指定します。 その後、システムではこの日付を使用して、税コードの値テーブルから税率が抽出されます。
取り消しトランザクション
取り消しトランザクションの元のトランザクションから、税コード、税率、金額などの税情報を継承できます。 また、最新の税金設定に基づいて税金を再計算できます。 また、取り消しトランザクションの税情報を更新するための再計算を開始することもできます。シナリオによっては、これにより調整の精度が向上します。
次のトランザクションでは、発生元の税情報の継承がサポートされています。
販売注文 - 返品依頼
販売注文 - 訂正票
移動オーダー - キャンセル