販売注文の設定

完了

販売注文は、顧客への製品の販売を表すため、Supply Chain Management の主要なドキュメントです。 販売注文は、製品の販売先である顧客で構成されます。 これには、運賃や設置料金などの品目の料金が含まれます。 さらに、販売注文には配送オプションが含まれており、お客様のニーズに応じてさまざまな時間に、さまざまな場所へ、配送を手配することができます。

すべての販売注文ページのスクリーンショット。

諸費用の配賦

諸費用は、設定に従って品目と購買の費用に追加できる費用と手数料です。 諸費用の例としては、次のようなものがあります。

  • 運賃

  • 配送料

  • 送料

諸費用の自動設定

システムは、販売注文の作成時に自動請求を自動的に適用します。 自動請求は、特定の顧客や品目、または顧客のグループや全品目に対して定義できます。 売掛金勘定モジュール、買掛金勘定モジュール、または調達と調達先モジュールで請求金額を設定するには、設定 > 請求金額 > 自動請求 に移動します。

販売注文のアーカイブ

販売注文の設定プロセスの一環として、組織では、販売注文のアーカイブを有効にすることができます。 時間が経つにつれて、組織には膨大な数の販売注文と販売注文明細行が蓄積されていきます。 これらのレコードは日常業務に必須のものではありませんが、履歴レポート、監査、機械学習、または法的請求などのタスクで必要になる場合があります。 このような大量の履歴データをアクティブなシステムに保存すると、ストレージ コストが増大し、システムのパフォーマンスや使い勝手に悪影響を及ぼす可能性があります。

この機能により、組織ではアーカイブ フレームワークを使用して、履歴販売注文および明細行を事前に定義されたルールに基づいてアーカイブすることができます。 アーカイブすると、これらのレコードはアクティブな作業環境から移動され、Dataverse によって管理されるデータ レイクに格納されます。 これにより、ストレージ コストが削減され、システム パフォーマンスが向上します。また、アーカイブされた販売レコードには、レポート作成や法的な目的が発生した場合など、必要なときに読み取り専用形式でアクセスすることができます。

管理者は、アーカイブのプロセスを管理するための論理ルールを設定して、アクティブな Supply Chain Management データベースから Dataverse マネージド データ レイクに販売注文および明細行を移動するタイミングと方法を決定することができます。 アーカイブされたデータは、履歴分析、監査、機械学習などのさまざまな用途に引き続き利用できます。日常業務の効率に影響を与えることはありません。