表形式の式ステートメント
適用対象: ✅Microsoft Fabric✅Azure データ エクスプローラー✅Azure Monitor✅Microsoft Sentinel
表形式の式ステートメントは、ユーザーがクエリについて話すときに通常念頭に置くものです。 通常、このステートメントはステートメント リストの最後に表示され、入力とその出力はテーブルまたは表形式のデータセットで構成されます。 2 つのステートメントは、セミコロンで区切る必要があります。
表形式の式ステートメントは、通常、テーブル、表形式のデータ演算子フィルターやプロジェクションなどの表形式のデータ ソース、およびオプションのレンダリング演算子で構成されます。 コンポジションはパイプ文字 (|
) で表され、左から右への表形式データのフローを視覚的に表す通常の形式がステートメントに与えられます。
各演算子は、"パイプから" 表形式のデータセットと、演算子の本体からより多くの表形式データセットを含む他の入力を受け入れ、次の演算子に表形式データセットを出力します。
構文
Source |
Operator1 |
Operator2 |
RenderInstruction
構文規則について詳しく知る。
パラメーター
件名 | タイプ | Required | 説明 |
---|---|---|---|
ソース | string |
✔️ | 表形式のデータ ソース。 表形式のデータ ソースを参照してください。 |
Operator | string |
✔️ | フィルターやプロジェクションなどの表形式データ演算子。 |
RenderInstruction | string |
レンダリング演算子または命令。 |
表形式のデータ ソース
表形式のデータ ソースは、レコードのセットを生成します。このレコードのセットは表形式のデータ演算子によってさらに処理されます。 次の一覧は、サポートされている表形式のデータ ソースを示しています。
例
条件で行をフィルター処理する
次のクエリでは、State
列の値が "FLORIDA" であるStormEvents
テーブル内のレコードの数がカウントされます。
StormEvents
| where State == "FLORIDA"
| count
出力
カウント |
---|
1042 |
2 つのテーブルのデータを結合する
次の例では、 join 演算子を使用して、 StormEvents
テーブルと PopulationData
テーブルの 2 つの表形式データ ソースのレコードを結合します。
StormEvents
| where InjuriesDirect + InjuriesIndirect > 50
| join (PopulationData) on State
| project State, Population, TotalInjuries = InjuriesDirect + InjuriesIndirect
出力
都道府県 | 人口 | TotalInjuries |
---|---|---|
ALABAMA | 4918690 | 60 |
CALIFORNIA | 39562900 | 61 |
KANSAS | 2915270 | 63 |
MISSOURI | 6153230 | 422 |
オクラホマ | 3973710 | 200 |
テネシー | 6886720 | 187 |
テキサス州 | 29363100 | 137 |