ipv4_netmask_suffix()
適用対象: ✅Microsoft Fabric✅Azure データ エクスプローラー✅Azure Monitor✅Microsoft Sentinel
IPv4 文字列アドレスから IPv4 ネットマスク サフィックスの値を返します。
構文
ipv4_netmask_suffix(
ip)
構文規則について詳しく知る。
パラメーター
件名 | タイプ | Required | 説明 |
---|---|---|---|
ip | string |
✔️ | IPv4 アドレスを表す式。 IPv4 文字列は、IP プレフィックス表記 を使用してマスクできます。 |
IP - プレフィックスの表記
IP プレフィックス表記 (CIDR 表記とも呼ばれます) は、IP アドレスとそれに関連付けられているネットワーク マスクを表す簡潔な方法です。 形式は <base IP>/<prefix length>
で、プレフィックスの長さはネットマスク内の先頭の 1 ビットの数です。 プレフィックスの長さは、ネットワークに属する IP アドレスの範囲を決定します。
IPv4 の場合、プレフィックスの長さは 0 から 32 までの数値です。 したがって、表記 192.168.2.0/24 は、255.255.255.0 のネットマスクを持つ IP アドレス 192.168.2.0 を表します。 このネットマスクには、先頭に 1 ビットが 24 個、プレフィックスの長さが 24 個あります。
IPv6 の場合、プレフィックスの長さは 0 から 128 までの数値です。 そのため、表記 fe80::85d:e82c:9446:7994/120 は、ip アドレス fe80::85d:e82c:9446:7994 を ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ff00 のネットマスクで表します。 このネットマスクの先頭は 120 ビット、プレフィックス長は 120 です。
返品
- IPv4 アドレスのネットマスクサフィックスの値。 サフィックスが入力に存在しない場合は、
32
(完全なネットマスク サフィックス) の値が返されます。 null
: 入力を IPv4 アドレス文字列として解析できなかった場合。
例: IPv4 マスク サフィックスを解決する
datatable(ip_string:string)
[
'10.1.2.3',
'192.168.1.1/24',
'127.0.0.1/16',
]
| extend cidr_suffix = ipv4_netmask_suffix(ip_string)
出力
ip_string | cidr_suffix |
---|---|
10.1.2.3 | 32 |
192.168.1.1/24 | 24 |
127.0.0.1/16 | 16 |