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as 演算子

適用対象: ✅Microsoft FabricAzure データ エクスプローラーAzure MonitorMicrosoft Sentinel

演算子の表形式の入力式に名前をバインドします。 これにより、クエリを分割して let ステートメントで名前をバインドすることなく、表形式の式の値をクエリで複数回参照できます。

1 つのクエリ内での as 演算子の複数使用を最適化するには、「名前付き式」を参照してください。

構文

T | as [hint.materialized = Materialized] Name

構文規則について詳しく知る。

パラメーター

件名 タイプ Required 説明
T string ✔️ 名前を変更する表形式の式。
名前 string ✔️ 表形式式の一時名。
hint.materialized bool Materializedtrueに設定されている場合、表形式の式の値は、materialize()関数呼び出しによってラップされたかのように表示されます。 それ以外の場合は、すべての参照で値が再計算されます。

Note

  • as によって指定された名前は、unionwithsource= 列、findsource_ 列、および search$table 列で使用されます。
  • join の表形式の外部入力 ($left) で演算子を使用して名前が指定された表形式の式は、join の表形式の内部入力 ($right) でも使用できます。

次の 2 つの例では、共用体で生成された TableName 列は 'T1' と 'T2' で構成されます。

range x from 1 to 10 step 1 
| as T1 
| union withsource=TableName (range x from 1 to 10 step 1 | as T2)

または、次のように同じ例を記述できます。

union withsource=TableName (range x from 1 to 10 step 1 | as T1), (range x from 1 to 10 step 1 | as T2)

次の例では、結合の "左側" は次のようになります。MyLogTabletype == "Event"Name == "Start"でフィルター処理され、結合の "右側" は次のようになります。MyLogTabletype == "Event"でフィルター処理されます。Name == "Stop"

MyLogTable  
| where type == "Event"
| as T
| where Name == "Start"
| join (
    T
    | where Name == "Stop"
) on ActivityId