ターゲット データ フィールドでビジュアルを並べ替える
Power BI では、さまざまなデータ フィールドで並べ替えることで、ビジュアルの外観を変更できます。 ビジュアルの並べ替え方法を変更することで、伝える情報を強調表示できます。 数値データ (売上数値など) またはテキスト データ (状態名など) を使用している場合でも、必要に応じてビジュアルを並べ替えることができます。 Power BI では、並べ替えの柔軟性が高く、すばやく使用できるメニューが用意されています。 詳細については、「Power BI レポート でのグラフの並べ替え方法の変更」を参照してください。
visual.sortBy
API を使用して、ビジュアルをデータ フィールドの 1 つで並べ替える方法を変更できます。 並べ替えの方向を制御することもできます。
ビジュアルを並べ替える方法
Power BI Client VisualDescriptor クラスは、sortBy
メソッドを次のように定義します。
visual.sortBy(request: ISortByVisualRequest): Promise<void>
ISortByVisualRequest
インターフェイスには、並べ替え要求の定義が含まれています。
export interface ISortByVisualRequest {
orderBy: ITarget;
direction: SortDirection;
}
orderBy
、並べ替えのターゲット データ フィールドです。 ビジュアルを並べ替えることができるデータ フィールドは、ビジュアルの [ オプション] メニューの [ にあります。ターゲットを使用して、に対して操作するデータ フィールドメニュー コマンドの 選択する方法の詳細について説明します。 方向、並べ替えの方向です。
SortDirection
列挙型は、並べ替えの方向をAscending
またはDescending
として定義します。enum SortDirection { Ascending = 1, Descending = 2, }
例
レポートのページを取得するには、アクティブなページを見つけて、ビジュアルを取得します。 ビジュアルは一意の名前 VisualContainer1
で検出され、SalesFact
テーブルのメジャー Total Category Volume
降順で並べ替えられます。
let pages = await report.getPages();
// Retrieve active page
var activePage = pages.find(function (page) { return page.isActive });
let visuals = await activePage.getVisuals();
// Retrieve target visual (replace "VisualContainer1" with requested visual name)
var visual = visuals.find(function (visual) { return visual.name === "VisualContainer1" });
const request = {
// Set the target data field of the sort
orderBy: {
table: "SalesFact",
measure: "Total Category Volume"
},
direction: models.SortDirection.Descending
};
await visual.sortBy(request);
列ターゲットでビジュアルを並べ替えるには:
const request = {
// Set the target data field of the sort
orderBy: {
table: "Store",
column: "Name"
},
direction: models.SortDirection.Ascending
};
await visual.sortBy(request);
関連コンテンツ
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