EU データ境界
EU データ境界 は、地理的に定義された境界線 であり、マイクロソフトは、主要な商用エンタープライズオンラインサービスの顧客データを保存し、処理することを約束しています。 マイクロソフトは、EU データ境界外への顧客データの転送を制限し、境界から出るデータについて説明した、透明性の高い文書を提供しています。 EU データ境界とそれが適用される国・地域の詳細については、EU データ境界とは?. を参照してください。
EU データ境界は、データ所在地 に関する Microsoft Cloud for Sovereignty 文書に記載されている以上のデータ所在地に関するコミットメントを提供します。 このコミットメントは特に、地域および非地域の Azure サービスにおけるデータの保存と、顧客データの移転に関するものです。 これらのコミットメントにより、お客様は、EU 規制によって課されるデータレジデンシーおよびデータ移転要件へのコンプライアンスをより容易に評価することができます。
私たちのサービス契約に定義されているとおり、顧客のデータ とは、オンライン サービスの使用を通じてお客様によりまたはお客様の代理としてマイクロソフトに提供される、すべてのテキスト、サウンド、ビデオ、または画像ファイル、およびソフトウェアを含むすべてのデータを意味します。 顧客データにはプロフェッショナル サービスのデータは含まれません。 明確にするため、顧客データには、技術設定やリソース名など、オンラインサービスのリソースの構成に使用される情報は含まれません。
顧客は Microsoft Cloud for Sovereignty を使用して、EU データ境界で使用するサービスを構成 できます。 地域サービスについては、EU データ境界内の地域のみでの使用を許可するように Microsoft Cloud for Sovereignty を構成する必要があります。 一部の非地域向けサービスについては、EU データ境界に対応した Azure 非地域向けサービスの構成 で、EU データ境界がデータ所在地とデータ転送にどのように影響するかについての情報を提供しています。 該当する場合は、ソブリン ランディングゾーンの構成にカスタムポリシーを追加して、データ所在地またはデータ転送の要件を満たさない地域外サービスの使用を制限することができます。