Microsoft Cloud for Industry: 2024 年リリース サイクル 2 の計画
2024 年リリース サイクル 2 の Microsoft Cloud for Industry リリース計画では、機能のリリース準備が整ったとき、最新情報をお客様に発表します。 リリース計画は、オンラインで参照するか (月を通して更新されます)、PDF ファイルとして情報をダウンロードすることができます。これは発行のたびに更新されます。 2024 年リリース サイクル 2 の Microsoft Cloud for Industry リリース計画では、2024 年 10 月から 2025 年 3 月にかけてリリースされるすべての新機能について説明します。
Microsoft Cloud for Industry の 2024 年リリース サイクル 2 の PDF をダウンロードするか、目次の最後にあるオプションを選択してください。
2024 年リリース サイクル 2 で出荷される Dynamics 365 の機能は、別のリリース計画とダウンロード可能な PDF にまとめられています。
2024 年リリース サイクル 2 に含まれる Microsoft Power Platform の機能は、別のリリース計画とダウンロード可能な PDF にまとめられています。
2024 年リリース サイクル 2 の概要
Microsoft Cloud for Industry の 2024 年リリース サイクル 2 では、ビジネスを変革するための重要な機能を提供する新しい革新が導入されます。 このリリースには、Microsoft Cloud for Industry アプリケーション全体でいくつかの新機能が含まれています。Microsoft Cloud for Retail、Azure Data Manager for Agriculture、Microsoft Cloud for Sustainability、Microsoft Cloud for Sovereignty などです。
Microsoft Cloud for Retail
Microsoft Cloud for Retail は、既存のソリューションを強化し、ISV エンゲージメントを促進します。 店舗運営アプリケーション テンプレートには、MW FLW アプリケーションに対する追加の "連携性強化" 機能が含まれ、パートナー拡張性がサポートされます。 店舗運営向けやカスタマイズされたショッピング向けのコパイロット テンプレートにより、多言語サポート、3P プラグインによる拡張性サポート、機能改善 (買い物客の分析情報や SME データなどに基づいて個別に作成した適切な応答など) が実現します。Retail データ ソリューションでは、在庫最適化、顧客セグメンテーション、需要予測のための既製の業界テンプレートが提供されます。
Microsoft Cloud for Sustainability
Microsoft Cloud for Sustainability は、データ、Copilot、その他の AI 機能を活用して、持続可能性の進捗とビジネスの成長を組織が加速できるように設計されています。 データの透明性と行動のための分析情報を実現する、一連の ESG 機能を提供します。 このプラットフォームは、運用とコストの効率、ESG データ インテリジェンス、持続可能な IT システム、および ESG パフォーマンスの向上をサポートします。 これにより、組織は環境フットプリントを管理して、さまざまな規制基準に準拠できるようになり、最終的には持続可能な成長が実現します。
Azure Data Manager for Agriculture
Azure Data Manager for Agriculture (現在 ADMA として知られる) は、異種データ ソースの隔たりを縮める業界固有のデータ コネクタを導入することで Microsoft Fabric の機能を拡張し、組織が高品質のデータセットを使用してデジタル農業ソリューションの開発を進展できるようにします。 2024 年リリース サイクル 2 では、農業に特化した Common Data Model (CDM) を強化して柔軟性と拡張性を高め、デジタル農業に不可欠なさまざまなデータの種類を顧客が処理できるようにします。 また、このリリースでは、すべての 1P データ コネクタが Fabric で利用できるようになるため、データ管理プロセスが合理化され、顧客がデータにアクセスして利用しやすくなります。
Microsoft Cloud for Sovereignty
Microsoft Cloud for Sovereignty では、ソブリン ランディング ゾーンに新機能が追加されます。 また、ポリシー イニシアティブのポートフォリオの拡張、ポリシー構成の変更を管理、評価、検出するための新しいツールのプレビューも行います。 Azure OpenAI のソブリン アクセラレータとリファレンス アーキテクチャも使用できるようになり、最新の AI のメリットを享受すると同時に規制要件を満たすことに役立ちます。
2024 年リリース サイクル 2 の主要日程
リリース計画に記載されている機能は、まだリリースされていない場合があります。 提供タイムラインおよび予定されている機能は、変更される可能性、または出荷されない可能性があります (Microsoft ポリシーを参照)。
2024 年リリース サイクル 2 の 主要日程を以下に示します。
マイルストーン | 日付 | 説明 |
---|---|---|
リリース計画の公開 | 2024 年 7 月 16 日 | Microsoft Cloud for Industry、Dynamics 365 および Microsoft Power Platform で 2024 年リリース サイクル 2 (2024 年 10 月から 2025 年 3 月) に予定されている新機能について説明します。 |
リリース計画の追加言語での公開 | 2024 年 8 月 2 日 | Microsoft Power Platform、Dynamics 365、Microsoft Cloud for Industry のリリース計画が、11 の追加言語 (デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ノルウェー語、ポルトガル語 (ブラジル)、スペイン語、スウェーデン語) で公開されます。 |
一般提供 | 2024 年 10 月 1 日 | 2024 年リリース サイクル 2 の運用環境への展開が開始されます。 地域別展開は 2024 年 10 月 1 日に開始されます |
以前のリリース サイクルと同様に、引き続き、お使いの環境で各機能がどのように有効になるのかを示します。
- ユーザー向けで、自動的に有効化される– これらの機能には、ユーザー向けエクスペリエンスの変更が含まれています。機能は自動的に有効になります。
- 管理者、作成者、またはアナリスト向けで、自動的に有効化される– これらの機能は、管理者、作成者、またはビジネス アナリストによって使用されることが意図されており、自動的に有効になります。
- ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要 – これらの機能をユーザーが利用するには、管理者、作成者、またはビジネス アナリストによって機能が有効化または構成される必要があります。
いつどの機能が自動的に有効になるかがわかれば、確実に準備できます。
これらの機能強化により、お客様、パートナー、およびユーザーは、それぞれの条件下でデジタル変革を効果的に促進することができます。 Microsoft では、これらの新しいサービスや機能をスムーズに導入していただけるよう積極的に取り組むとともに、2024 年リリース サイクル 2 に関する皆様からのフィードバックをお待ちしています。
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