ServicePointManagerSettings クラス
リモート コンピューターへの接続を作成するために使用される既定の設定を表します。
構文
class ServicePointManagerSettings : EmbeddedObject
メソッド
このクラスにはメソッドが含まれていません。
プロパティ
次の表は、ServicePointManagerSettings
クラスによって公開されるプロパティの一覧です。
名前 | 説明 |
---|---|
CheckCertificateName |
読み取り/書き込みの boolean 値。 X.509 証明書でホスト名チェックを指定する場合は true 、それ以外の場合は false です。 既定値は、true です。 |
CheckCertificateRevocationList |
読み取り/書き込みの boolean 値。 提示された証明書が検証のために証明機関失効リストに対してチェックされる場合は true 、それ以外の場合は false です。 既定値は、false です。 |
DnsRefreshTimeout |
アドレス情報が更新されるまでの時間をミリ秒単位で指定する読み取り/書き込み sint32 値。 既定値は 120000 (2 分) です。 値が -1 の場合は、タイムアウト期間が無限であることを示します。 |
EnableDnsRoundRobin |
読み取り/書き込みの boolean 値。 ラウンドロビン DNS 動作が有効な場合は true 、それ以外の場合は false です。 既定値は、false です。 注: ラウンド ロビン DNS とは、特定のホスト名に対する DNS 要求が 1 つのアドレスではなく IP アドレスのプールに順次分散されるように DNS サーバーを構成する方法です。 |
Expect100Continue |
読み取り/書き込みの boolean 値。 Expect: 100-Continue ヘッダーがクライアント POST 要求に追加される場合は true 、それ以外の場合は false です。 既定値は、true です。 注: このプロパティが true である場合、POST メソッドを使用するクライアント要求は、クライアントがポストされるデータを送信する必要があることを示す 100-Continue 応答をサーバーから受け取るのを待機します。 このメカニズムにより、クライアントは、要求ヘッダーに基づいてサーバーが要求を拒否するときに、ネットワーク経由で大量のデータを送信することを回避できます。 |
UseNagleAlgorithm |
boolean 値。 Nagle アルゴリズムが有効になっている場合は true 、それ以外の場合は false です。 既定値は、true です。 注: Nagle アルゴリズムは、データの小さなパケットをバッファリングし、単一のパケットとして送信することで、ネットワーク トラフィックを削減します。 このプロセスは、ネーグル処理とも呼ばれます。送信されるパケットの数を減らし、パケットごとのオーバーヘッドを減らすので広く使用されています。 |
サブクラス
このクラスにはサブクラスが含まれていません。
解説
このクラスのインスタンスは、SettingsSection クラスの ServicePointManager
プロパティに含まれています。
継承階層
ServicePointManagerSettings
要件
型 | 説明 |
---|---|
クライアント | - Windows Vista 上の IIS 7.0 - Windows 7 上の IIS 7.5 - Windows 8 上の IIS 8.0 - Windows 10 上の IIS 10.0 |
[サーバー] | - Windows Server 2008 上の IIS 7.0 - Windows Server 2008 R2 上の IIS 7.5 - Windows Server 2012 上の IIS 8.0 - Windows Server 2012 R2 上の IIS 8.5 - Windows Server 2016 上の IIS 10.0 |
Product | - IIS 7.0、IIS 7.5、IIS 8.0、IIS 8.5、IIS 10.0 |
MOF ファイル | WebAdministration.mof |