ConfigurationSection.RevertToParent メソッド
セクションの構成値を既定値に戻します。
構文
ConfigurationSection.RevertToParent();
ConfigurationSection.RevertToParent(PropertyName);
ConfigurationSection.RevertToParent
ConfigurationSection.RevertToParent(PropertyName)
Parameters
名前 | Definition |
---|---|
PropertyName |
構成セクションのプロパティの名前を含むオプションの string 値。 このプロパティは入れ子にすることができます (例: oLogSection.RevertToParent("CentralBinaryLogFile.Directory") )。 |
戻り値
このメソッドは値を返しません。
解説
このメソッドは、構成ファイルに書き込まれた構成値を削除する方法を提供します。
例
次の例は、RevertToParent
メソッドを使用する 2 つの方法を示しています。
最初の部分では、指定したプロパティを既定値に戻します。 例の次の行では、プロパティ名を
RevertToParent
パラメーターとして指定することで、既定の Web サイトのDefaultDocumentSection
のEnabled
プロパティを元に戻します。oDefaultDocumentSection.RevertToParent("Enabled")
これにより、既定の Web サイトの Web.config ファイルで指定された値
false
が削除され、既定値true
に置き換えられます。2 番目の部分では、セクション全体が既定値に戻されます。 例の次の行では、
RevertToParent
のパラメーターを指定せず、既定の Web サイトのDefaultDocumentSection
のコンテンツ全体を元に戻します。oDefaultDocumentSection.RevertToParent
これにより、既定の Web サイトの Web.config ファイルの既定のドキュメント セクションからのすべての値が削除されます。 削除された値は、既定の Web サイトの既定値に置き換えられます。
' Connect to the WMI WebAdministration namespace.
Set oWebAdmin = GetObject("winmgmts:root\WebAdministration")
' Get the DefaultDocumentSection for the Default Web Site.
Set oSite=oWebAdmin.Get("Site.Name='Default Web Site'")
oSite.GetSection "DefaultDocumentSection", oDefaultDocumentSection
' 1. Revert the Enabled property to its default value.
oDefaultDocumentSection.RevertToParent("Enabled")
' 2. Revert the entire default document section.
oDefaultDocumentSection.RevertToParent
要件
型 | 説明 |
---|---|
クライアント | - Windows Vista 上の IIS 7.0 - Windows 7 上の IIS 7.5 - Windows 8 上の IIS 8.0 - Windows 10 上の IIS 10.0 |
[サーバー] | - Windows Server 2008 上の IIS 7.0 - Windows Server 2008 R2 上の IIS 7.5 - Windows Server 2012 上の IIS 8.0 - Windows Server 2012 R2 上の IIS 8.5 - Windows Server 2016 上の IIS 10.0 |
Product | - IIS 7.0、IIS 7.5、IIS 8.0、IIS 8.5、IIS 10.0 |
MOF ファイル | WebAdministration.mof |
参照
ConfigurationSection クラス
ConfigurationSectionWithCollection クラス
ConfiguredObject クラス
DefaultDocumentSection クラス