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WSUS 3.0 による更新プログラムの展開

  • [アーティクル]

作成者: Walter Oliver

概要

Microsoft Windows Server® Update Services 3.0 (WSUS 3.0) を使用すると、IT 管理者は Microsoft Windows Server® 2003、Windows Server® 2008、Windows VistaTM、Microsoft Windows® XP Service Pack 2、Windows 2000 Service Pack 4 オペレーティング システムを実行しているコンピューターに最新の Microsoft 製品更新プログラムを展開できます。 WSUS を使用すれば、Microsoft Update から提供される更新プログラムを組織のネットワークにあるコンピューターに配布する作業を完全に管理できます。

WSUS には、次の要素で構成される管理インフラストラクチャが用意されています。

  1. Microsoft Update。 Microsoft 製品の更新プログラムを配布する Microsoft Web サイト。

  2. Windows Server Update Services サーバー。 このコンポーネントは、ホスト側ファイアウォール内の Windows Server 2003 SP1 または Windows Server 2008 サーバーにインストールされます。 WSUS サーバーを使用すると、管理者は WSUS 3.0 管理コンソールを使用して更新プログラムを管理および配布できます。このコンソールは、ドメイン内の任意の Windows コンピューターにインストールできます。 また、1 台の WSUS サーバーを、組織内にある他の WSUS サーバー用の更新プログラムの供給元として運用できます。 利用可能な更新プログラムの情報を入手するために、ネットワーク内にある WSUS サーバーのうち少なくとも 1 台を Microsoft Update に接続する必要があります。 管理者は、ネットワークのセキュリティと構成に基づいて、他のサーバーを Microsoft Update に直接接続すべきかどうかを決めることができます。

  3. 自動更新。 このコンポーネントは、Windows Server 2008、Windows Vista、Windows Server 2003、Windows XP、および Windows 2000 SP4 オペレーティング システムに組み込まれています。 自動更新を使用すると、サーバーおよびクライアント コンピューターは、Microsoft Update または WSUS サーバーから更新プログラムを取得できます。

Windows Server 2008 に WSUS 3.0 をインストールするためのソフトウェア要件

Windows Server 2008 に WSUS 3.0 をインストールするには、コンピューターに次のものがインストールされている必要があります。 これらの更新プログラムのいずれかがインストールの完了時にサーバーの再起動を必要とする場合は、WSUS 3.0 をインストールする前にサーバーを再起動してください。

次のコンポーネントが有効になっていることを確認します。

  • Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) 7.0 以降
  • Windows 認証
  • ASP.NET
  • 6.0 管理互換性
  • IIS メタベース互換
  • Microsoft Report Viewer 再頒布可能パッケージ 2005。 このソフトウェアをダウンロードするには、ダウンロード センター (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=70410) に移動します。
  • Microsoft SQL ServerTM 2005 Service Pack 1。 このソフトウェアをダウンロードするには、ダウンロード センター (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=66143) に移動します。
  • .NET Framework 2.0 および BITS 2.0 更新プログラムは、オペレーティング システムの一部として Windows Server 2008 で使用できます。

WSUS 3.0 展開の準備

WSUS 3.0 を展開する最初の手順は、サーバー構成を設計することです。

このガイドの次のトピックでは、単一サーバーを使用する単純な構成から複数の WSUS サーバーを使用する構成まで、展開設計のさまざまな側面について説明します。 考慮すべき事項には、接続帯域幅 (インターネット接続と LAN/WAN 接続の両方)、ネットワーク構成、およびさまざまな言語要件があります。

WSUS 3.0 の展開を準備するには、次を参照してください。