直接パスワード同期を使用する方法
このバージョンのエンタープライズ シングル サインオンには、Windows から実行できる直接パスワード同期機能が実装されています。 これにより、パスワード同期アダプターをバイパスし、Windows から直接 ENTSSO 資格情報データベースのパスワードを更新できます。
Windows からの直接パスワード同期は、次のような場合に役立ちます。
エンタープライズ システムで Windows から Windows へのマッピングが必要な場合。
Windows ユーザーのパスワード変更が発生した場合は、資格情報データベースの外部ユーザーのパスワードを直接更新する必要があります。 パスワードの変更は、他のメカニズムを使用することにより、(外部ユーザーに対応する) バックエンド システム上で行うことができます。 たとえば、RACF 管理エージェントを使用した IBM メインフレーム上の Resource Access Control Facility (RACF) にあるパスワードを、Microsoft Identity Integration Server を使用して更新することが可能です。
直接パスワード同期を有効にするには
エンタープライズ シングル サインオンを開きます。
スコープ ウィンドウで、[ 関連アプリケーション] をクリックします。
適切な 関連アプリケーションを右クリックします。
[プロパティ] をクリックします。
[ 関連アプリケーションのプロパティ ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[Options] タブをクリックします。
[Windows チェック からの直接パスワード同期] ボックスを選択します。
[OK] をクリックします。