次の方法で共有


Microsoft OLE DB Provider for DB2 (データ プロバイダー) によるセキュリティ

Microsoft OLE DB Provider for DB2 (データ プロバイダー) は、Microsoft SQL Server データベース アプリケーションをリモートの IBM DB2 リレーショナル データベース管理サーバーに接続して、オンラインのトランザクション処理、分析、およびレポートを実行できます。 データ プロバイダーは、DB2 アプリケーション リクエスターのクライアントとして機能します。また、DB2 アプリケーション サーバーとして機能する IBM DB2 サーバー製品と互換性のある、標準の分散型リレーショナル データベース アーキテクチャ (DRDA) のプロトコルおよび形式をサポートします。

データ プロバイダーは、構造化照会言語のステートメントを発行することにより、DB2 クライアント アプリケーションと DB2 サーバー データベースとの間で相互運用を可能にします。 これには、管理用のデータ定義言語ステートメントや、読み取りおよび書き込み操作用のデータ操作管理ステートメントが含まれます。 データ プロバイダーは、インターネット プロトコル (TCP/IP) ネットワーク上の伝送制御プロトコルを介して、DB2 クライアント アプリケーションを DB2 サーバー データベースに接続します。ネットワークでは、このトピックで説明するオプションのセキュリティ機能が使用されます。

ユーザー アカウント

データ プロバイダー、データ アクセス ツール、データ リンクは、SQL Server Data Tools (SSDT) や SQL Server Management Studio など、SQL Server 2014 OLE DB コンシューマー プログラムのユーザー アカウントのコンテキストで実行されます。

フォルダー アクセス制御リスト

ユーザー アカウントには、これらのフォルダーに対するフォルダー アクセス制御リスト設定が必要になります。

ファイル フォルダー 変更 読み取り & 実行 フォルダー内容の一覧表示 Read Write 特別な権限
Program Files\Microsoft OLE DB Provider for DB2 Allow Allow Allow
Program Files\Microsoft OLE DB Provider for DB2\system Allow Allow Allow
Program Files\Microsoft OLE DB Provider for DB2\ SysWOW64 Allow Allow Allow
Program Files\Microsoft OLE DB Provider for DB2\traces Allow Allow Allow Allow
Documents\Host Integration Server\Data Sources Allow Allow Allow Allow