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クライアント ログオンの種類

クライアントから SNA セッションを確立するために必要なログオンの数は、クライアント コンピューターが使用しているクライアント/サーバー プロトコルによって大きく異なります。 次の一覧では、ログオンについて説明します。

Microsoft ネットワークを使用しているクライアント

Microsoft Networking を使用するクライアントは、Windows ドメインにログオンし、メインフレームまたは IBM i で必要なログオンを実行する必要があります。 たとえば、Microsoft Networking と 5250 エミュレーターを使用するクライアントは、Windows ドメインに 1 回、IBM i 自体に 1 回ログオンし、(多くの場合は) 5250 エミュレーターと通信する IBM i プログラムに 1 回ログオンします。

Microsoft ネットワークを使用するクライアントがドメインにログオンした後、ドメイン内の Host Integration Server コンピューターにアクセスするために追加のログオンは必要ありません。 つまり、Host Integration Server は、ユーザーが追加の操作を行うことなく、ドメイン ログオンを安全に確認できます。

TCP/IP を使用するクライアント

TCP/IP を使用するクライアントは、クライアントが Windows ドメイン内の他のリソースに既にアクセスしている場合でも Host Integration Server コンピューターにログオンし、メインフレームまたは IBM i で必要なログオンを実行する必要があります。

参照

クライアントのネットワーク プロトコルの概要