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実際のユーザーの応答時間

実際のユーザー応答時間は、トランザクション全体が処理に要する時間です。 これは、ユーザー インターフェイス レベルで測定されます。 トランザクション インテグレーター (TI) トランザクションの実際のユーザー応答時間と外部コンピューターの応答時間の違いは、クライアント自体で実行される処理の量によって異なります。 FAT クライアント アプローチの場合、クライアント側で "ビジネス ロジック" を持つ機会は、シン クライアントよりも大きくなります。 シン クライアントの処理には、通常、画面のプレゼンテーション処理の遅延だけが含まれます。

TI を介した FAT クライアント トランザクションの応答時間 (ホスト処理時間が実質的にゼロの場合) は、小さなトランザクション (481 KB の入出力) に対して最大で約 50 ミリ秒です。 これは VCperform クライアント アプリケーションによって測定され、実際のエンドユーザーの応答時間を非常に近く表し、画面のプレゼンテーション処理時間のみが不足しています。 データ変換の量、負荷または軽さ、選択ヒントと UDT の使用は応答時間に影響しませんでした。

この応答時間には、TI 処理とバックエンド ホスト シミュレーション処理の両方の LAN 遅延が含まれます。可能な限り最適なパフォーマンスに近づけられます。

応答時間共同作成者

適切にチューニングされたシステムでは、TI 処理は通常、ユーザーの全体的な応答時間に 50 ミリ秒未満の時間を提供します。 2 フェーズ コミット (2PC) では、Microsoft 分散トランザクション コーディネーター (DTC) のディスク I/O ログの結果として、約 100 ミリ秒が追加されます。

全体的な応答時間の最も重要な要因は、当然ながら、ほとんどの作業 (ビジネス ロジックとデータベース アクセス) が行われるホストです。 そのため、パフォーマンスの最適化に最初に焦点を当てる領域はホストです。 応答時間とトランザクション ボリュームを把握するには、TI パフォーマンス カウンターを使用します。

参照

パフォーマンス全体に影響する主な要素