グローバル プロパティのトレース
[ トレース グローバル プロパティ ] タブには、トレースの実行方法を調整するために変更できる項目がいくつかあります。 次のような項目があります。
トレース ファイル フリップ長
既定のサイズは 20,000,000 バイトです。
数値を強調表示して新しい値を入力することにより、最大長を変更できます。
[トレース全般のプロパティ] タブでは、トレース ファイルの長さを設定します。
[ トレースの設定] ダイアログ ボックスで、[ トレース のグローバル プロパティ ] タブをクリックします。
[ トレース ファイルの反転の長さ ] ボックスに値を入力し、[OK] をクリック します。
HIS 管理者がトレースを実行できるようにする
HIS トレース ディレクトリへのアクセスは、セキュリティ グループによって制御されます。 既定では、ローカル管理者は HIS トレース フォルダーを完全に制御できます。 また、既定では、HIS ランタイム ユーザーには読み取り/書き込みアクセス権があります。
HIS Administrators グループのメンバーに HIS トレース フォルダーのフル コントロールを提供するには、[HIS 管理者にトレースの実行を許可する] オプションを選択します。
イベントによるトレースの停止
SNA トレースでは、Windows イベント ログを監視し、構成されたイベントが発生したときにトレースを停止できます。 この機能を有効にするには、[ イベント ログの監視 ] をクリックし、イベント ID を入力します。
バックグラウンドでトレースを書き込む
バックグラウンドでトレースを実行するには、このボックスをオンにします。 このボックスをオフ (空白) にすると、トレースはフォアグラウンドで動作します。
Host Integration Server 2006 コンポーネントのトレースによるパフォーマンスへの影響を軽減するために、このボックスをオンにすると、トレースをキューに入れ、バックグラウンド スレッドによって書き込むことができます。 このボックスがオフの場合、トレース ファイルは直ちに書き込まれます。
バックグラウンド スレッド優先順位
[バックグラウンド スレッドでのトレースの書き込み] を選択した場合は、1 つの項目のみをチェックして、Microsoft Windows オペレーティング システム内で実行するトレースの優先順位を設定します。 最高値を設定すると、最も高いレベルの優先度がトレースに与えられ、これにより、トレースは他のジョブより優先されます。 [アイドル] は、CPU がアイドル状態のとき、トレースが実行されることを意味します。