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サポートされている機能

このトピックでは、IP-DLC リンク サービスでサポートされる機能の一覧を示します。

SNA の基本機能

IP-DLC リンク サービスでは、次の既存の Host Integration Server SNA 機能がサポートされています。

  • LU タイプ 0、1、2、3、および 6.2 (依存および独立)

  • LUA、FMI、APPC、および CPI-C API

  • 動的に定義された従属 LU (DDDLU)

  • ローカル LU、リモート LU、接続の動的追加

  • 着信と発信の呼び出し

  • サーバーの起動時、オンデマンド、または管理者による接続のアクティブ化

  • SNA データ圧縮

  • IP-DLC 経由のアップストリーム リンクを使用した PU 濃度

    上記の SNA 機能はサポートされているため、次のアプリケーションも IP-DLC リンク サービスでサポートされます。

  • Host Integration Server 互換 3270 エミュレーター

  • Host Integration Server 互換 5250 エミュレーター

  • APPC - 3270 セッション ビューアー (LU-LU テスト機能を含む)

  • Host Print Service

  • Data Integration サービス (DB2 およびホスト ファイルのデータ プロバイダー)

  • ローカル管理とリモート管理

  • TN3270 サーバー

  • TN5250 サーバー

  • セッション インテグレーター

  • メッセージ統合 (WebSphere MQ 用 WCF チャネル)

  • アプリケーション統合トランザクション インテグレーター

  • BizTalk アダプター

フォールト トレランス機能

IP-DLC リンク サービスは APPN と HPR/IP プロトコルを使用するため、次のフォールト トレランス機能を自動的に利用できることに注意してください。

  • 別のルートが存在する場合、ネットワーク内の障害に関するセッションを再ルーティングする機能。

  • メインフレームでシステムまたはアプリケーションの障害が発生したときに、ユーザーにほとんどまたはまったく影響を与えずに、メインフレーム アプリケーションを別のプロセッサに移動する機能。

セキュリティ機能

IP-DLC リンク サービスは UDP/IP を使用するため、Windows IPsec 機能を使用して、IP-DLC リンク サービスを介してエンドツーエンドのデータ セキュリティを提供できます。 Windows は、IPsec の構成を個別に処理します。 IP-DLC リンク サービスに特定の構成は必要ありません。

診断機能

IP-DLC リンク サービスによって提供される診断は、Host Integration Server Tracer イニシエーターおよびトレース ビューアー機能を通じて使用されます。

参照

システムの概要
スケーラビリティ
主な制限事項
IP-DLC リンク サービスの概念と用語