戻り値の配置
オートメーション メソッドは、呼び出し元のアプリケーションに制御を返すときに、(出力パラメーターとしてデータを返すのとは異なる) メソッドの値としてデータを返すことができます。 ただし、COBOL またはレポート・プログラム・ジェネレーター (RPG) データ宣言を処理する場合は、類似の概念はありません。
トランザクション インテグレーター (TI) を使用すると、呼び出し元のアプリケーションに返されるデータ宣言のデータ記述エントリのいずれかを選択できます。 戻り値としてエントリを選択し、そのエントリがデータ宣言の最初のエントリでない場合、戻り値はパラメーターの後に配置されると言われます。
たとえば、データ宣言でテーブルが記述されていて、オートメーション側でレコードセットを返す必要がある場合などに、この機能を使用できます。 たとえば、リモート データ サービス (RDS) を使用して Web アプリケーションのグリッド コントロールにバインドする場合、Automation メソッドは、出力レコードセットを表すパラメーターを定義するのではなく、レコードセットを返す必要があります。
ホスト定義をインポートする場合、COBOLor インポート RPG のインポート・ウィザードには、戻り値としてデータ記述項目を選択できるステップが用意されています。 メソッドを手動で作成し、メソッドの戻り値をデータ宣言の先頭以外の場所に配置する場合は、メソッドのプロパティの [ 詳細設定 ] タブで場所を指定できます。 パラメータードロップダウン リストの 後に Position 戻り値を 使用します。