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パラメーターの要件

In、In/Out、Out パラメーターの要件は、トランザクション インテグレーター (TI) コンポーネントまたはメインフレーム トランザクション プログラム (TP) の定義方法に影響する可能性があります。 In および In/Out パラメーターは、TI Automation サーバーからメインフレーム ベースの TP に送信されます。 Out パラメーターと In/Out パラメーターは、メインフレーム ベースの TP から TI Automation サーバーに送信されます。

最適なパラメーターの順序

入力と出力に関してパラメーターを並べ替える方法によって、送信する必要があるデータの量とメインフレーム プログラムの構造が決まります。 メインフレーム トランザクション プログラムから COBOL コードをインポートせずに TI Project でトランザクション インテグレーター (TI) コンポーネントを作成する場合は、送信されるデータの量を最小限に抑えるために、パラメーターを次のように配置します。

  • 入力パラメーター

  • 入力/出力パラメーター

  • 出力パラメーター

    ただし、CICS LINK LU 6.2、TCP TRM Link、または TCP ELM Link リモート環境 (RE) を使用し、既存のメインフレーム・プログラムから TI Project に COBOL データ宣言をインポートする場合は、パラメーターを COBOL データ構造内の順序で配置します。 このような場合、パラメーターは COMMAREA データ構造内に含まれていますが、最後の入力または入出力パラメーターを含む COMMAREA の部分のみがメインフレームに送信されます。 メインフレーム プログラムはこの順序の影響を受けませんが、特に少量の入力データの場合は送信されるデータが少なくなります。

パラメーター データの最大量

使用するリモート環境 (RE) は、可能な最大メッセージ サイズに影響する可能性があります。 CICS LINK LU 6.2、TCP TRM Link、または TCP ELM Link RI に関連付けられているプログラムは、COMMAREA の最大サイズ (32,767 バイト) によって制限されます。 したがって、すべてのパラメーターの合計バイト サイズは 32 KB を超えることはできません。 分散プログラム呼び出し (DPC) に関連付けられているプログラムは、最大 65,500 バイトのユーザー・データに制限されます。 この最大値は、追加のパラメーターが定義されると減少します。 DPC は、最大 35 個のパラメーターに制限されています。

LU 6.2 を使用する IMS と LU 6.2 を使用する CICS には、メッセージ・サイズの制限があり、それを超えるとメインフレーム・プログラムのプログラミング・ロジックに影響します。 したがって、これらのいずれかの RU を使用する場合は、制限を超えないように注意してください。