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LU プール (3270)

個々の LU を作成してユーザーやグループに割り当てることもできますが、LU プールを使用して多数の LU を管理し、展開する方が、これらのリソースを管理するいっそう効率的な方法です。 LU プールは LU をグループ化したものであり、これらの LU へのアクセスを最大化できます。 次の図で示すように、プールに割り当てられた LU に空きがある限り、ユーザー、アプリケーション、またはダウンストリーム システムは LU にアクセスできます。 プールされた LU のいずれかが機能しなくなった場合、プール内の別の空いている LU が自動的に使用されます。

LU プールの作成と割り当てを示す画像。
LU プールの作成と割り当ての図

LU プールの作成と割り当て

また、LU プールを使用すると、断続的なユーザーのグループでも、限られた数のホスト リソースを効率的に使用できます。 不定期にしかホスト アクセスを必要しないユーザーに LU を割り当てると、ホスト リソースを浪費することになります。 プールを使用すれば、散発的なアクセスしか必要としないユーザーのグループに割り当てる LU を少なく抑えることができます。 たとえば、100 人のユーザーの 1 グループがホスト アクセスを 25% 必要とする場合、25 の LU のプールをグループに割り当てれば、そのニーズを満たすことができます。

関連項目

LU をワークステーションに割り当てる (3270)
ホット バックアップと負荷分散の提供 (3270)
展開方法 (3270)