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リンク サービスと LnkCfg ユーティリティ

LnkCfg とは、リンク サービスの展開と管理において便利なコマンドライン ユーティリティです。 リンク サービスを構成するためのコマンド ラインの形式は、次のように指定します。

LINKCFG LINKSVC "Title"

/SERVER:servername

/LSTYPE:"IP-DLC Link Service"

/PRIMARYNNS:NNSServer

[/BACKUPNNS:NNSServer]

[/LOCALADDRESS:ipaddress] または [/ADAPTER:adaptername]

/NETWORKNAME:networkname

/CPNAME:name

[/UseDynamicPuDefinition:value]

/NODEID:"xxx.xxxxx"

/LENNODE:lennode

/USERID:user

/PASSWORD:password

[/RECEIVEACK:number]

[/LIVETIME:number]

[/CMDMAXRETRY:number]

[/MAXACTIVATION:number]

[/ACTIVATIONDELAY:number]

[/MAXBTUSEND: number]

[/MAXBTURCV:number]

[/NOPREFERREDNNS:value]

[/VRNNAMES:VRN1;VRN2;

[/USEIPV6:value]

[/VRNnotLimitedResource:value]

[/DisableProgressiveARB:value]

[/DelayedPathSwitchTimer:value]

次の表で、コマンドラインのパラメーターについて説明します。

プロパティ 説明 コンテンツ
"Title" リンク サービスのタイトル。 1 ~ 128 文字。
/SERVER:servername サーバーの名前。 有効なサーバー名。
/PRIMARYNNS:NNSServer プライマリ ネットワーク ノード サーバー。 DNS 名または IP アドレス。
/BACKUPNNS:NNSServer バックアップ ネットワーク ノード サーバー。 DNS 名または IP アドレス。
/ADAPTER:adaptername ローカル アダプターの名前。 /ADAPTER 引数と /LOCALADDRESS 引数を一緒に使用することはできません。 コンピューター上の物理アダプターまたは論理アダプターの名前。
/LOCALADDRESS:ipaddress ローカル アドレス。 /ADAPTER 引数と /LOCALADDRESS 引数を一緒に使用することはできません。 IP アドレスまたはサーバー名。
/NETWORKNAME:networkname リンク サービスによって実装されるブランチ ネットワーク ノードのネットワーク名。 1 ~ 8 文字の SNA タイプ A の文字列。
/CPNAME:name リンク サービスによって実装されるブランチ ネットワーク ノードの制御ポイント名。 1 ~ 8 文字の SNA タイプ A の文字列。
/NODEID:"xxx.xxxxx" リンク サービスによって実装されるブランチ ネットワーク ノードの ID。 HHH.HHHHH 形式の文字列。H は 16 進数を表します。
/LENNODE:lennode このリンク サービス ノードに関連付けられた SNA サーバー サービスの名前。 ローカル コンピューターの SNA サーバー サービスの名前。
/UseDynamicPuDefinition:value ホストで動的に定義された PU 定義を使用します はい|いいえ
/USERID:user サービスを実行するユーザー アカウント string
/PASSWORD:password ユーザー アカウントのパスワード string
[/RECEIVEACK:number] HPR プロトコルの受信確認タイムアウト ミリ秒数
[/LIVETIME:number] HPR プロトコルの Livetime タイムアウト ミリ秒数
[/CMDMAXRETRY:number] データ フレームを再転送する回数を示します 再試行の回数
[/MAXACTIVATION:number] リンク サービスが接続のアクティブ化を試行する回数を示します アクティブ化を試行する回数
[/ACTIVATIONDELAY:number] 再試行の間隔の遅延を秒単位で示します 待ち時間 (秒)
[/MAXBTUSEND: number] 送信パッケージの最大 BTU サイズ (バイト単位) サイズ (バイト単位)
[/MAXBTURCV:number] 受信パッケージの最大 BTU サイズ (バイト単位) サイズ (バイト単位)
[/NOPREFERREDNNS:value] オンにすると、リンク サービスは最初に利用可能な NNS を使用します。 有効にすると、使用可能な場合は常にプライマリ NNS に切り替わります はい|いいえ
[/USEIPV6:value] リンク サービスが IPv6 プロトコルを使用してホストと通信する必要があることを示します はい|いいえ
[/VRNNAMES:VRN1;VRN2; 参加する仮想ルーティング ノードを指定します VRN の名前
[/VRNnotLimitedResource:value] VRN を使用するリンクが制限付きのリソースではないことを示します はい|いいえ
[/DisableProgressiveARB:value] リンク サービスで応答モード ARB のみをネゴシエートするように強制します。 はい|いいえ
[/DelayedPathSwitchTimer:value] パス スイッチが開始されるまでの遅延を示します 秒数

参照

IP-DLC リンク サービスの管理