SNA 経由で TI を実行する方法 (APPC/LU 6.2)
分散ネットワークがある場合は、SNA (APPC/LU 6.2) ネットワーク接続経由でトランザクション インテグレーター (TI) を使用して、ACID (アトミック、一貫性、分離、持続性) トランザクション処理での 2 フェーズ コミット (2PC) のサポートを利用します。 ACID トランザクションをサポートするには、COBOL トランザクション プログラム (TP) で同期レベル 2 がサポートされている必要があります。 TCP/IP プロトコルには 2PC の既定のサポートがないため、TCP/IP は分散ネットワークでは適切ではありません。
SNA ネットワーク経由で TI アプリケーションを実行するには
SNA のメインフレーム (CICS または IMS) を構成し、Windows ベースの Host Integration Server コンピューターとの接続を確立します。
TI 開始呼び出しを受け取る CICS または IMS 領域内に COBOL トランザクション・プログラムをインストールします。
TI 開始呼び出しを受け取る CICS または IMS 領域に適した SNA リモート環境を定義します。
TP 内の各トランザクションのメソッドを使用して TI コンポーネントをビルドします。
TI コンポーネントを COM+ アプリケーションにデプロイして、TI Automation サーバーを作成します。
新しい TI Automation サーバーを呼び出すクライアント アプリケーションを実行して、TP を自動化します。