判別共用体を使用してプログラミングする方法
判別共用体は、複数の異なる型のデータ値を保持できるデータ構造です。 Host Integration Server では、ホスト ファイルのマネージド プロバイダーなど、複数のプロバイダーとの判別共用体が使用されます。 リモート処理または Web サービスを使用するアプリケーションを作成する場合は、判別共用体の Web サービス記述言語 (WSDL) 要件を満たす必要があります。 WSDL 生成制約では、オブジェクト内のすべての構造体をメソッド呼び出しで使用する必要があります。 したがって、スタブ コードの一部である場合でも、判別共用体内のすべての構造体も使用されるようにする必要があります。
リモート処理または Web サービスで判別共用体を使用するには
通常どおりにスキーマを作成します。
別のメソッド呼び出しで明示的に使用されていない判別共用体内の構造体を識別します。
未使用の構造体を呼び出すダミー メソッド呼び出しを作成します。
例
次の例は、複数の判別共用体構造を使用するダミー メソッドの行を示しています。 このような方法を有することにより、WSDL生成要件が満たされる。
void dummyroutine1 (ACCT_TYPE_SAVE acct_type_sav, ACCT_TYPE_CHK acct_type_chk)