ワークステーションに LU を割り当てる方法
ユーザーではなくワークステーションに LU を割り当てることで、特定のワークステーションに LU をロックすることができます。 LU をワークステーションに割り当てると、ユーザーはさまざまなリソースを簡単に見つけてアクセスできるようになります。 たとえば、ワークステーションのユーザーは、ユーザーに割り当てられたプリンターではなく、ワークステーションの近くにあるプリンターを簡単に使用できます。
この機能を使用すると、ワークステーション オブジェクトを挿入し、IP アドレス、ワークステーション名などのパラメーターを指定して定義できます。 その後、ワークステーションに 3270 ディスプレイおよびプリンター LU を割り当てることができます。 これらの LU には、これらのワークステーションから接続するすべてのユーザーがアクセスできます。 LU をユーザーに明示的に割り当てる必要はありません。
たとえば、200 人の病院ユーザーが 50 台のワークステーションと 50 台のプリンターを共有しています。 ユーザーは、50 台のワークステーションと 50 台のプリンターのいずれかを使用できます。 50 台のワークステーションのいずれかにログオンし、そのワークステーションに接続されているプリンターを使用して印刷できます。 管理者は、50 台のプリンターをすべて 200 のユーザー アカウントに割り当てる代わりに、50 台のワークステーションを Host Integration Server に追加し、各ワークステーションにプリンター LU を割り当てることができます。 ユーザーが 50 台のワークステーションのいずれかにログオンすると、そのワークステーションに接続されているプリンターが LU の一覧で使用できるようになります。
また、ログオンしているユーザーに関係なく、ワークステーションに割り当てられた LU のみを使用できるようにワークステーションを構成することもできます。 LU をユーザーに割り当てるのと同じ方法で、ワークステーションに LU を割り当てることができます。
たとえば、ワークステーションに制限付きアクセスのフラグが設定されている場合、ユーザーは、使用されているユーザー ID とパスワードに関係なく、他の LU への未承認のアクセス権を取得できません。 この機能により、ネットワーク セキュリティが強化されます。
ワークステーションに LU を割り当てるには
Host Integration Server コンソール ツリーで、[ ワークステーション] を右クリックし、[ 新規] をポイントして、[ ワークステーション] をクリックします。
[ワークステーションの プロパティ ] ダイアログ ボックスに入力します。
[ OK] を クリックして、新しいワークステーションを追加します。
ワークステーションに LU を割り当てるには、[ 接続] をクリックし、LU を含む接続をクリックします。
割り当てる LU を右クリックし、[ ワークステーションに割り当てる] をクリックします。
ワークステーションをクリックし、[OK] をクリック します。
[ アクション ] メニューの [ 構成の保存] をクリックします。
Note
すべてのワークステーション ユーザーは、同じ SNA サブドメインのメンバーである必要があります。 サブドメインに Everyone グループを割り当て、グループに LU を割り当てないと、各ユーザーをサブドメインに追加する必要がなくなります。