ファイル システムの選択とセキュリティ
Host Integration Server コンピューターのセキュリティを制御するためのキーの 1 つは、構成ファイルです。 このファイルで適切なセキュリティを維持するには、ホスト統合サーバー サーバー ソフトウェアを NTFS (NT ファイル システム) パーティションにインストールしてください。 NTFS では、ファイルごとにアクセス許可を割り当てることができます。 FAT (ファイル割り当てテーブル) ファイル システムまたは HPFS (ハイ パフォーマンス ファイル システム) では、これは不可能です。 NTFS パーティションへのホスト統合サーバー ソフトウェアのインストールは、プライマリ サーバーにとって特に重要です。このコンピューターには、サブドメイン内のすべての Host Integration Server コンピューターで使用される構成ファイルのマスター コピーが含まれているためです。
非 NTFS パーティションにホスト統合サーバーをインストールする必要がある場合は、Host Integration Server SNA Manager を使用してホスト統合サーバー構成ファイルを表示または変更するユーザーの機能を制限できますが、構成ファイル自体に対するファイルのアクセス許可を設定することはできません。
さらに、FAT または HPFS パーティションに 1 つ以上のサーバー用のソフトウェアをインストールする場合は、共有に対する適切な読み取りと変更のアクセス許可を設定できます。これにより、サーバーは構成ファイルにアクセスできます。 (これは、ホスト統合サーバー SNA Manager を介して確立されたファイルのアクセス許可が、共有を制御することによって確立できるよりも構成ファイルをより厳密に制御するため、NTFS パーティションにインストールされているホスト統合サーバー ソフトウェアでは不要です)。