Microsoft To Do API を使用する
重要
Microsoft Graph の /beta
バージョンの API は変更される可能性があります。 実稼働アプリケーションでこれらの API を使用することは、サポートされていません。 v1.0 で API を使用できるかどうかを確認するには、Version セレクターを使用します。
todoTask の Microsoft Graph To Do API を使用して、Microsoft To Do クライアント間でタスクに接続するアプリを作成できます。 次のようなタスクを含むさまざまな操作環境を構築します。
- メールや通知などのアプリのワークフローからタスクを作成し、それらを To Do に保存します。 linkedResource エンティティを使用して、アプリに再びリンクして保存します。
- アプリの既存のタスクを To Do に同期して、単一のタスクビューを作成して優先順位や管理性を向上させます。
- To Do タスクをユーザー設定のビジネス アプリケーションで管理します。
API では、委任されたアクセス許可とアプリケーションアクセス許可の両方がサポートされています。
To Do API を開始する前に、リソースと別のリソースとの関係を確認してください。
タスク リスト
この API セットでは、タスク リストは todoTaskList によって表されます。これは、todoTask リソースの論理コンテナーです。 現在、タスク リスト内でのみタスクを作成できます。 すべてのタスク リストを取得するには、次の HTTP 要求を行います。
GET /me/todo/lists
タスク
この API セットでは、タスクは todoTask リソースによって表されます。これは、追跡および完了できる作業項目または個人用項目の一部です。 タスク リストからタスクを取得するには、次の HTTP 要求を行います。
GET /me/todo/lists/{todoTaskListId}/tasks
チェックリスト項目
checklistItem は、より大きな todoTask のサブタスクを表します。 ChecklistItem を使用すると、複雑なタスクをより実用的で小さなタスクに分割できます。 タスクから checklistItem を取得するには、次の HTTP 要求を行います。
GET /me/todo/lists/{todoTaskListId}/tasks/{todoTaskId}/checklistItems/{checklistItems}
リンクされたリソース
linkedResource は、タスクに関連付けられている任意のパートナー アプリケーションのアイテムを表します。たとえば、タスクが作成された場所からのメールなどのアイテムです。 この情報を使用して、アプリの関連アイテムに再びリンクを返し保存します。 タスクからリンクされたリソースを取得するには、次の HTTP 要求を行います。
GET /me/todo/lists/{todoTaskListId}/tasks/{todoTaskId}/linkedresources/{linkedResourceId}
デルタ クエリを使用して変更を追跡する
パフォーマンス上の理由から、オブジェクトのローカル キャッシュを保持し、ローカル キャッシュを定期的にサーバーと同期するには、デルタ クエリを使用します。
デルタ クエリをサポートする To Do API リソースには、次のようなものがあります。
- タスク リスト内の todoTask コレクション
- todoTaskList