Microsoft Graph でメールボックスのインポートとエクスポート API を使用する (プレビュー)
重要
Microsoft Graph の /beta
バージョンの API は変更される可能性があります。 実稼働アプリケーションでこれらの API を使用することは、サポートされていません。 v1.0 で API を使用できるかどうかを確認するには、Version セレクターを使用します。
Microsoft Graph のメールボックスインポートおよびエクスポート API を使用すると、アプリケーションはExchange Onlineメールボックスからコンテンツをインポートおよびエクスポートできます。 メールボックスの内容は、各アイテムの種類のメタデータや構造を個別に管理することなく、一貫性のある形式で フォルダー と アイテム のコレクションとしてアクセスできます。 これらの項目は、完全な忠実性を持つ FastTransfer ストリーム形式でエクスポートできます。 完全に忠実なエクスポートにより、アイテムを インポート するときに、Exchange によって情報が失われることなく再作成されます。
これらの API は、Exchange 上のユーザーのプライマリおよび インプレース アーカイブ メールボックス内の データへのアクセスをサポートします。
メールボックスのインポートとエクスポート API の使用方法
次の手順では、アプリが Exchange メールボックスからコンテンツを体系的にエクスポートおよびインポートできるようにします。
- 特定のユーザーに属するメールボックスの一覧を取得します。
- メールボックスの内容を フォルダー とアイテムのセットとして検出 します。
- メールボックスからアイテムをエクスポートします。
- メールボックス フォルダーを作成または更新 します。
- 同じメールボックスまたは別のメールボックスにアイテムをインポートします。
一般的なユース ケース
ユース ケース | REST リソース | 関連項目 |
---|---|---|
メールボックス フォルダーの作成、取得、更新、または削除 | mailboxFolder | mailboxFolder メソッド |
1 つ以上のメールボックスアイテムを取得する | mailboxItem | mailboxItem メソッド |
フォルダーのデルタを取得する | mailboxFoldermailboxFolder: delta | |
アイテムのデルタを取得する | mailboxItem | mailboxItem: delta |
メールボックスのインポートまたはエクスポート | mailbox | mailbox メソッド |
ユーザーに属するメールボックスの一覧を取得する | exchangeSettings | Exchange の設定を一覧表示する |
次の手順
Microsoft Graph のメールボックスインポートおよびエクスポート API を使用して、Exchange メールボックスからコンテンツをインポートおよびエクスポートします。 詳細情報
- 自分のシナリオに最も役立つリソースと方法を検討する。
- Graph エクスプローラーで API を試す。