XAsyncProvider ライブラリの概要
このトピックでは、XAsyncProvider ライブラリの目的を説明します。 これは、3 つの非同期ライブラリの中で最も高度であり、タスクの実行方法を扱います。 たとえば、XAsyncProvider
は、XAsyncBlock を取得してコールバックを任意のタスク キューにエンキューする実際の動作を管理したり、キャンセル機能を処理したり、結果バッファーをセットアップしたりすることができます。
通常、プロバイダーは既に提供されているので、XAsyncProvider
ライブラリはオプションであり、ほとんどの場合は必要ありません。 ただし、Microsoft Game Development Kit (GDK) スタイルで API を作成したり、非同期タスクをキャンセル可能にしたりするなど、より高度な動作を必要とする場合にはこのライブラリを使用できます。
非同期プロバイダー コールバック ライブラリ
このライブラリのほとんどの動作は、XAsyncBegin 関数に渡される非同期プロバイダー コールバックの実装を中心に構成されています。 このコールバックは、開始から終了までの間の非同期呼び出しのフロー全体を表し、途中のさまざまな状態変更を処理します。 次のスクリーンショットは、タスクを処理するプロバイダーの簡略図を示しています。