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XtfCaptureScreenshot

指定した開発機本体の現在の画面表示をビットマップとしてキャプチャします。

構文

HRESULT XtfCaptureScreenshot(
         LPCWSTR address,
         HBITMAP* phBitmap
)  

パラメーター

address   
型: LPCWSTR

開発機本体の Tools IP アドレスまたはホスト名へのポインター。

phBitmap   
型: HBITMAP*

成功した場合、キャプチャされた画面表示のビットマップの HBITMAP へのポインター。 このビットマップの使用が終了したら、DeleteObject を呼び出して、HBITMAP に関連付けられているリソースを解放します。

戻り値

型: HRESULT

正常に実行された場合は S_OK を返し、失敗した場合は HRESULT エラー コードを返します。

解説

この関数は、指定した開発機本体の画面に現在表示されている内容のビットマップをキャプチャします。 ビットマップには、排他的アプリ、共有アプリ、スナップされたアプリ、ホームや通知ポップアップなどのシステム UI を含む、本体に現在表示されているすべてのものが含まれます。画面キャプチャの解像度は、現時点で本体に選択されているディスプレイ解像度になります。 ビットマップでは、本体で現在選択されているディスプレイ解像度を使用します。

XtfCaptureScreenshot を使用すると、一時的にビデオ出力ストリームが制御されます。 これにより、ディスプレイに一時的なフレームレート障害が発生し、キャプチャ時に GameDVR によってビデオに黒い画面が記録されることがあります。

コードでは、推奨されるプログラミング方法に従い、phBitmap で返されるビットマップに埋め込まれた情報を使用して、結果のビットマップの解像度を判定してください。 結果のビットマップに期待される解像度は、開発機本体の現在の画面解像度と一致します。

スクリーンショットのキャプチャの詳細については、「画面キャプチャ ツール (xbcapture.exe) (NDA トピック)認可が必須です」を参照してください。

要件

ヘッダー: xtfconsolecontrol.h

ライブラリ: xtfconsolecontrol.lib

サポートされているプラットフォーム: Windows (Xbox 本体ツール用)

関連項目

XtfConsoleControl
Xbox Tools Framework ネイティブ API リファレンス