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packageutil.exe

PackageUtil は、パッケージ ファイルの署名キー情報を取得し、ベース パッケージ ファイルと更新されたパッケージ ファイルを比較するために使用されます。

PackageUtil は、次のサブコマンドと関数を提供します。

コマンド

説明

packageutil license 指定されたパッケージで使用される署名キーに関する情報を取得します
packageutil compare MakePkg.exe によって作成される 2 つのパッケージ (ベース パッケージ ファイルと更新されたパッケージ ファイル) を比較します
packageutil info バージョン番号、ContentID、ProductID、GameOS バージョン、暗号化キー ID など、パッケージに関する情報を提供します
packageutil chunkinfo ID、チャンク サイズ、および指定子など、パッケージ内のチャンクについて説明します
osinfo特定のタイトル OS に関する情報 (GUID、エディション番号、4 つの部分から成るバージョン番号など) を提供します

packageutil license

指定されたパッケージで使用される署名暗号化キーに関する情報を取得します。 license コマンドにより、packageutil は次のいずれかの値を出力します。

  • 提出署名済み (/l) - パートナー センターに提出する場合のみ
  • テスト署名済み - (/lt) - サイドロードが有効; セキュリティで保護されていない暗号化

注意

現在、packageutil ライセンスは /lk 署名済みパッケージを /l 署名済みとして返します。

packageutil license <packagefile> [<ekbfile>] [/?]

オプション

説明

< 検証するパッケージ ファイルを指定します。
<ekbfile> 必要に応じて、EKB ファイルがパッケージ ファイルと関連付けられた正しい EKB ファイルであることを確認します。 サーティフィケーションのためにパッケージを提出するときに、このテストを使用して、サーティフィケーションを受けるパッケージ用の正しい EKB ファイルを提供していることを確認できます。 EKB ファイルを指定した場合、packageutil では、署名キーの情報に加えて、"Matched Package and EKB" (パッケージと EKB が一致した) または "ERROR: Mismatched Package and EKB" (エラー: パッケージと EKB が一致しなかった) のどちらかが表示されます。 EKB ファイルには暗号化キー マテリアルが含まれており、 パッケージが [makepkg /l または makepkg /1k](makepkg.md) でビルドされるときに、暗号化されたパッケージと共に作成されます。 makepkg /lk を使用している場合は、このパラメーターで CEKB または LEKB を使用しないでください。
/? ヘルプ テキストを表示します。

packageutil compare

PackageUtil は、makepkg.exe によって作成される 2 つのパッケージ (ベース パッケージ ファイルと更新されたパッケージ ファイル) を比較します。 パッケージは同じ ContentID を使用して作成される必要があり、どちらも /LK (推奨) 暗号化オプション、またはmakepkg.exe の既定の暗号化モードで作成される必要があります。 結果が正確ではないため、/L コマンド ライン スイッチを指定しないでください。

PackageUtil は、basepackagefile から updatedpackagefile に更新するためにダウンロードされるデータのリストが含まれているレポートを生成します。 このレポートは、リテール版本体が更新の実行に使用するものと同じアルゴリズムを使用します。 このレポートには、ダウンロードされる各ファイルの割合と、各ファイル内でダウンロードされるデータの正確な範囲がリストされています。

最後に、PackageUtil は、本体でベース パッケージから更新パッケージに更新されるときに実行されるダウンロードのサイズ予測を提供します。 パッケージでインテリジェント配信を使用していると、この予測は、デバイスのタイプと言語の組み合わせによる多様なシナリオに対して提示されます。

packageutil compare <basepackagefile><updatedpackagefile> [/?]

オプション

説明

< 比較するベース パッケージ ファイルを指定します
< 比較する更新されたパッケージ ファイルを指定します
/? ヘルプ テキストを表示します

packageutil info

バージョン番号、ContentID、ProductID、GameOS バージョン、暗号化キー ID など、パッケージに関する情報を提供します。

packageutil info <packagefile>

オプション

説明

< 検証するパッケージ ファイルを指定します

packageutil chunkinfo

ID、チャンク サイズ、および指定子など、パッケージ内のチャンクについて説明します。

packageutil chunkinfo <packagefile>

オプション

説明

< 検証するパッケージ ファイルを指定します

packageutil osinfo

特定のタイトル OS に関する情報 (GUID、エディション番号、4 つの部分から成るバージョン番号など) を提供します。

packageutil osinfo

関連項目

配置パッケージのスキーマ

パッケージ リソース インデックスの作成 (makepri.exe)